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ランチ [2016年]

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 忙しいのでバスの中で、ランチ。






人の能力&思考を知る方法。映画の感想を聞いてみるとよく分かる?! [再・opinion]

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【人の能力&思考を知る方法。映画の感想を聞くとよく分かる?!】

映画製作でスタッフを集めるとき、注意していることがある。問題ある人をチームにいれないこと。だが、簡単な面接で相手を知るのはむずかしい。初対面では「オレは結構やり手ですよ! ははは」というようなアピールをする業界人がいるが、仕事をするとまるで駄目ということがある。が、その人の本質が分かるのには月日がかかる。分かる頃にはトラブルを起こしている。

なので初対面で相手を知るときは、よく「どんな映画が好きですか?」と訊く。タイトルを上げてくれれば、そのジャンルで趣味が分かる。アクション映画か? ラブストーリーか? SF映画か? コメディか? そこから趣味思考が分かる。それは当たり前だが、映画の感想を聞くとその人の思考レベル、洞察力、潜在意識も分かる!?

先に書いた記事でも、シナリオを読んでくれた映画プロデュサーが「どんな感想をいうか?」で、その人の読解力や想像力が分かる話をしたが、同じ方法論だ。「作品にリアリティがないんだよな」という批評をする人がいる。それを専門的に説明できる人はOK。「警察組織は捜査するときに基本的に2人1人組で行動し、所轄署は....」とかマニアな知識を披露してくれるのなら分かる。が、そうでなければ問題がある。「リアリティがない」という言葉をそのまま解釈すれば「嘘っぽくて現実味がない。取材をせずに、いい加減に描いている」という意味。厳しい目で見ているように思える。

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が、多くは「そんな奴いる訳ないだろう?」とか「そんなことありえないよ!」と安易にいうことが多い。なぜか? その言葉を使う人の多くは、自分が知らない事実や経験したことがない現実が出てくると実感できず「そんな訳ないだろう?」と感じる。外の世界に興味はない。だから、想像もしない。

自分の経験値にないこと、つまり自分の知らない事実と出会うと「リアリティがない」というのだ。だから、脚本を映画関係者に読んでもらっていたデビュー前。その言葉が出て来たら「この人の感想は参考にならない。物語を十分に想像できていないのだから」と判断した。

そして、その種の人は「自分は映画関係者だ。素人じゃないぜ! という自負があるのだが、あまり努力をせず、勉強していない人が多い。意地悪な分析だが、言葉にはその人の背景や考え方まで出てしまう。そんなタイプ。映画ファンにも結構いる。「リアリティがない」と同じようによく使う言葉に「突っ込みどころが満載」というのがある。

さすがに業界人でこれをいう人はほとんどいないが、その言葉を使う人は洞察力がないことが多い。「突っ込みどころ」というのは、矛盾点のことを指す。「何でそうなるの?」「論理の飛躍ではないか?」「整合性がない」という意味だ。確かに安易に作られたドラマにはその種の展開が多く、シナリオ段階でしっかりと考えていないことがある。

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ただ、その場合は「心理展開に無理がある」とか「ストーリー展開の飛躍が多い」等の言い方がある。それを「突っ込みどころ満載」という。だが、その人が指摘した映画を見ると「突っ込みどころ」ではなく、その人が展開を理解できていないだけのことが多い。背景を把握していないとか、伏線を見落としているとか。そのためにストーリー展開が分からなくなっているだけ。

もちろん、テンポの早い映画や複雑な設定の物語だと付いて行けないことや「え?  何でこうなるの」と思うことがある。だが、そこで「僕は大事な伏線を見落としたのかな?」とか「背景をよく理解できていないかったのか?」と自分の問題点を顧みるものだが、「私が理解できないのは、ストーリーに問題があるからだ」と安易に解釈していること。それが問題なのだ。

さらに「突っ込みどころかが満載」=>「満載」という言葉から、そのような矛盾点がたくさんあるという指摘。学生映画ならいざ知らず、プロの映画でそんなミスがたくさんある映画はやたらとない。「プロの作品なのだから、もしかしたら素人の僕が理解できていないだけか?」と思わずに「満載」といってのけるのは「俺はプロの問題点を指摘できるほど鋭い」という意識を持っているからだ。

だが、この種の人はたいていの場合は「見る力」が低い。映画作りの経験がある訳でもないのに、素人の自分が「優れている」と思い込んでいる。自分の能力や言動を顧みようという意識がない。そして事実ではないことを思い込みやすい性格でもある。オタクな映画ファンに多いタイプ。

映画を上から見下ろしていて、勘違いしている人が多い。映画レビューを見れば、これらの言葉をよく見かける。が、彼らは映画の本質や肝心な部分を見落としていることが多い。映画ファンというより、作品を否定することで自分の優秀さをアピールするためにレビューを書いている感がある。

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あと、こんな人もいる。「この映画の結末は途中で分かった。あの程度じゃ駄目だよ」的な人。しかし、これも先の2つと同じ落とし穴がある。「自分だけ、オチが分かった」と思っているのだが、ほとんどの人が分かっていることがある。「他の奴は馬鹿だから気づかないが、オレは優秀だから分かった」的なニアンスがある。

このタイプは人に認められることが少なく、それでいて自分の能力は高い。なのに....と不満を抱えているタイプが多い。しかし、どんな分野でも何かを作ったことがある人は、人の作品を安易に批判しない。また、仕事への愛があれば、上から目線で批判はしない。

そして洞察力のない人、想像力のない人を映画製作に参加させると、いろんな意味で足をひっぱることになる。他のスタッフが理解できているのに分からない。意味のない努力をし、回りに迷惑をかける。自分の問題点に気付かず「シナリオが悪い、演出が悪い!」と言い張る。結果、トラブルとなる。だからチームに入れてはいけないのだ。ちょっと意地悪な分析だが、分かりやすいので紹介させてもらった。

だから、最初に会ったときに映画の話をする。「どんな映画が好きか?」聞き、特定の作品の感想を訊く。そこで先の言葉が出て来たら要注意。これは映画スタッフの話だけではない。映画を「見る力」も、世間を見る力も同じ。洞察力のない人は空回りしてトラブルを起こす。自分の非に気づかず、上から目線でまわりを批判して、誰かの責任を追求し始める。

学歴や出身地で人の力は分からない。だから、僕はそんな方法でまず、人の力や思考の仕方を知ることにしている。

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【大手映画会社が映画を作らない理由? ー配給のみの方が儲かる不思議な業界!】 [映画業界物語]

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【大手映画会社が映画を作らない理由? ー配給のみの方が儲かる不思議な業界!】

 その昔、映画会社は映画を製作し、

自社の映画館で上映していた。五大映画社と言われた東宝、東映、松竹、大映、日活。それぞれが自社製作し、作った作品を自社の映画館チェーンで公開した。だが、倒産したり、買い取られたり。昔とは違う方法論で生き残ろうとしている。

 それらの映画会社。ほとんどが、この数年。年間1ー3本くらいしか映画を作っていない。「じゃあ、何をして儲けているの?」と思うだろう。あるいは「でも、映画会社の映画館では毎日映画を上映しているじゃん? 作ってるってことだろう?」というだろう。

 その疑問に一気に答える。映画会社は自社ではほとんど映画を作らず、他の会社が作った映画を上映しているだけなのだ。近所にある***シネマというシネコンでかかるほとんどの映画は、従来の映画会社ではないところが作った映画なのである。

 「えーー、上映だけなら儲からないじゃん!?」 

 「なんでそんなことするの?」と思うだろう。いや、その方が儲かるのだ。だから、映画会社は映画製作をせずに上映(つまり配給)だけをしているのである。詳しく説明しよう。

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 例えば映画会社でないA社が映画を製作するとする。

製作費は1億円。それを全国上映するために大手の映画製作会社に依頼。会社は「配給」と「興行」を請け負う。「配給」とは宣伝と映画館のブッキング。「興行」とは映画館で上映することをいう。言ってみればA社は農家。野菜を作る。「配給」が市場。「興行」が小売店にあたる。

  ここからが問題だ。配給会社(正確には映画会社の配給部門)はA社に宣伝費として、最低5千万円を要求する。それを使った宣伝。自社の映画館チェーンで上映する。

 そこで3億円の収入が上がったとする。

その中からまず映画館グループが50%を取る。残りは1億5000万円だ。そこから配給会社が半分の7千500万円を取る。残りは7千500万円。それが映画製作をしたA社の収入。

 なんと映画会社は収入の75%を取ってしまう。一方、映画を作ったA社は製作費に1億円つぎ込んでいる。そして宣伝費に5千万円。合わせて1億5000万円の出費。儲けは25%なので7500万円。差し引きすると、7500万円の赤字である。

 1億円もの製作費をかけ、映画を作って、3億円もの興行成績をあげたのに、儲けはなし! それどころか2500万円の赤字。比べて映画会社は1円も現金を使わず。宣伝費ももらって、自社の映画館を使って、2億2500万円もの売り上げを出しているのである。これでわかってもらったと思う。

 映画を製作したA社      支出1億5000万円 収入7500万円  赤字7500万円

 配給・興行をした映画会社   支出(現金は0円) 収入2億2500万円 


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 映画を作ると巨額の赤字。配給興行だけなら2億円の黒字。

映画製作は物凄いリスクを背負うことになるのだ。それに対して配給興行は請負業。売り上げから収入を得る。結果として、映画を作った会社は儲からず。作っていない会社、映画館を持つ会社は大儲けできるというシステムなのである。

 言い換えれば、農家が様々なリスク、お天気、害虫、疫病、いろんなことに気をつけながら何ヶ月もかかって作った野菜。それを市場を通し、マーケットで売って、儲かるのは市場とマーケットだけ。ということなのだ。同じく、リスクを背負い大金をはたいて映画を作っても、製作した会社は赤字で、映画館と配給だけが儲かるということが起きてしまう。

 もちろん、映画がメガヒットすれば、

製作した会社も儲かる。でも、配給、興行はもっと儲かる。少しくらいのヒットでは、配給・興行は儲かるが、製作会社は大赤字となる。だから、映画会社はリスクを避け、この10年以上、できる限り映画製作はせず。配給・興行に徹して、外部で作られた映画を上映して収入を得ているのである。

 実際、映画会社も多くの社員を養い、全国の映画館を維持していくには多額の支出がある。だから、多額の歩合を取らねば大変なことになる。だが、映画製作と興行面だけを見るなら、映画を努力して作った方がバカを見ることが多くなってしまうのだ。だから、大手映画会社は映画を作らず。リスクを避け、どこかが作った映画を上映して収益を上げる。もはや映画会社ではなく、映画館会社だ。

 大企業が映画を作ると、多くの映画会社が

「ぜひ、うちで上映してください!」とアプローチする。なぜか?というと、リスクなしで大儲けできるからだ。そして、儲けの75%を持っていく。映画製作とは本当に報われない仕事だと思えてしまう。もちろん、それとは違った方法論もある。また、別の機会に紹介させてもらう。


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「ブリッジ・オブ・スパイ」ー久々のスピルバーグ映画 [映画の話]

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「ブリッジ・オブ・スパイ」ー久々のスピルバーグ映画


 80年代はスピルバーグといえば、何ヶ月前からワクワク楽しみで、必ず映画館で観たものだけど、いつの頃からか? 映画館で見ていないものが出てきた。今ではビデオでも観ていないものがある。というのも、昔ほどハラハラドキドキの作品ではなくなったからだろう。

 それでも「カラーパープル」以降の文芸作品はレベルが高く。名作と言われるものもあるが、なんでこんなの撮ったの?というものも出てきて、最近はスピルバーグと聞いても観ないことが多い。若い映画ファンは彼の名を知らない人が増えてきたし、今回もどーかな???という感じだった。

 タイトルからして見たい!と思えない。スパイサスペンスの映画? ポスターを見ても、全く興味が持てない。でも、本日、久々に時間ができた。今年に入って1度も映画館に行っていない。ということで久々のスピルバーグ。

つづく


ローリングストーンズのトレーナー。 [2016年]

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 ローリングストーンズのトレーナー。

 懐かしい友人から2年ほど前にもらった。

 この冬は部屋着として着ている。

 ありがとう。


30年前の映画は覚えているのに、1年前のドラマが思い出せない理由 [再・opinion]

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映画とテレビドラマの違いって何だろう? 

 映画はお金払うけど、テレビはタダ?だし自宅で見れる。だから、テレビ見る? んー最近の映画はテレビドラマと大差ないものが多いので、それはそれで正解かもしれない。では、こんな質問。1年前の月9のタイトルは? 誰が出演していた? 思い出せるかな? こう訊いてすぐにタイトルを上げた人はまずいないだろう。

では、この質問。

 青春時代に見た映画で最も思い出に残る映画のタイトルを上げて下さい。これは言えるだろう。僕らの世代なら「転校生」「時をかける少女」「アメリカングラフィティ」「ビッグウエンズデー」といろいろ出て来る。あらすじだって言える。キャストの名前もすぐ上がる。僕の世代にとって、それら作品は30年前のもの。なぜ、1年前の作品は思い出せないのに、30年前は思い出せるのか?

これは全ての世代に共通するのだが、

過去に観た映画は詳しく覚えているのに、テレビドラマはあまり覚えていないのだ。同じことはレンタルビデオ(DVD)店にも言える。30年前どころか50年前の映画でもDVDがあるのに、10年前の連ドラマが置かれている店はほとんどない。「東京ラブストーリー」や「101回目のプロポーズ」が今も店頭にならぶところはまずない。

なぜか? 借りる人がいないからだ。

30年前の映画のDVDを借りる人はいても、1年前のテレビドラマを借りる人がいない。だから、店側は撤去してしまうのだ。こう考えて行くと見えて来る。テレビドラマは当たれば、もの凄い数の人が見る。でも、それは放送中と、その少しあとまでで、1年も経つと見向きされなくなり、すぐに忘れてしまう。

それに対して映画は

高視聴率のドラマほど多くの人は見ないが、何年経っても観た人は映画のことを忘れず。30年以上経ってもレンタル店にDVDが並び。歳月を超えて見られるのだ。何が違うのか? テレビドラマだって感動的な作品はあるのに、なぜ、1年経つと忘れてしまい。タイトルさえ思い出せなくなるのか?

思うのだが、テレビドラマはドラマとは言え、

ニュースと同じように「情報」だからではないか? それに対して映画は「体験」? ニュースで悲しい事件が報道されれば、胸が詰まることがある。でも、それもすぐに忘れる。情報だからだ。受験勉強で覚えた「知識」と同じようにそのときだけで、すぐに忘れる。

対して映画は「体験」。

映画館の暗闇で物語を観るというのは、情報ではなく、観客が主人公と共に恋や冒険を体験するのだ。悲しみや喜びを共有する。だから、感動を忘れない。情報や知識ではなく、体験。そう考えると、情報は1年もすれば忘れるが、体験は一生忘れない。映画とテレビドラマも同じものではないか?

それとテレビドラマは時間に追われて

作らねばならない。1週間に1話放送する。そのためには早く撮影する必要がある。台詞さえ間違わなければOKという現場が多い。もちろん、映画並みに粘って、時間もお金もかけて作るドラマもある。例えば「北の国から」そんなドラマは忘れないが、ほとんどのドラマを忘れるのは、お手軽に作っているからという事情もありそうだ。

それに対して映画。

近年はテレビドラマの方が予算がかかっていたりするのだが、それでもこだわりを続ける現場が多い。女優が泣くシーンで泣けないと、テレビではすぐ「目薬!」となるが、映画では泣けるまで待つというチームも多い。予算がなくても、時間がなくても、ギリギリまでがんばる。

もちろん、テレビの深夜ドラマ以下の

お手軽映画というのもあるが、それはすぐに忘れられる。つまり、映画を覚えているのは、映画人たちがブラック企業も顔負けの安い賃金で長時間働き、少しでもいいものを作ろうとするからではないか?

つまり「思い」なのだ。

テレビドラマは「視聴率」と「クレーム」をもの凄く気にする。テーマやメッセージにこだわってられないことも多い。いかにしてスポンサーを集めるか? 視聴者から苦情が来ないか?が重要となる。それに対して映画はメッセージやテーマを伝えるために製作される(テレビ局が作る映画は別。あれはドラマの延長戦)お金がなくても、伝えたいものがある!という監督らの思いが籠る。そこが大きな違いではないだろうか?

実は80年代には素晴らしいテレビドラマ

がたくさんあった。一生忘れない物語をいくつも見た。山田太一、倉本聰らが脚本を書いたドラマだ。なぜ、忘れないか?それは作家たちの強烈な「思い」があったからだろう。こう考えて行くと、大切なのは「思い」ということ。それを実践するには今のテレビ界では作り辛い。映画の世界は貧しくても、それが可能。「思い」を込めて作られた映画は胸を打ち、30年経っても感動を忘れない。そこがドラマと映画の大きな違いだと思える。



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もう一度観たい名作映画「アメリカングラフィティ」 今も忘れられない青春映画の傑作! [映画の話]

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もう一度観たい名作映画「アメリカングラフィティ」 今も忘れられない青春映画の傑作!

 仕事では青春映画ばかり監督しているが、実は青春映画はあまり好きではない。というのも高校時代は本当に最悪の、暗黒時代で、とても青春と言えるしろものではなく、そんな頃に楽しげなアメリカの青春ものを観ると「悔しい!」という思いが先に立ち、毛嫌いしてしまったような気がする。

 それでも、この「アメリカングラフィティ」は別格。我が青春のベスト3に入る作品だ。もともと、有名な作品なので存在は知っていたが、やはり77年に「スターウォーズ」を見て、あんなSF映画を撮る監督が作った青春映画ってどんな?と思ったのだがきっかけだった。

 西海岸の小さな町。モデスト。1960年代。ハイスクールを卒業。明日、町を発つという2人の若者。彼らを取り巻く人々の一晩の物語。リーゼント、Tバード、体育館のダンスパーティと当時を思わせるものが次々に登場。

 特に全編に流れる60Sのロックンロール・ナンバー。チャック・ベリー、ビルヘイリー、プラターズ、ビーチボーイズ、映画ではお決まりのBGMは使われず、全て当時のヒット曲だ。

 あのハリソンフォードも出演しており、当時を知る人ならウルフマン・ジャックも懐かしい。だが、この映画で一番凄いのはラストシーン。ほんと「人生って何だー!」と叫びたくなる。そのあとエンディングがビーチボーイズの「オールサマーロング」が流れる。打ちのめされてしばらく席を立てなかった。タイトルそのラストシーンがこの映画を単なる青春ものでない名作に押し上げている。

 ロケ地は監督ジョージ・ルーカスの故郷である。そのルーカスに憧れて僕は彼が学んだ大学USCに留学した。帰国後、初めての監督作は故郷を舞台とした青春もの。そう、ルーカスの映画の影響は凄く受けている。ちなみに、「アメグラ」を初めて見たのは高校3年のとき。主人公のカートたちと同じ年だったのもあり、もの凄い衝撃を受け、映画館からの帰りにサントラ版を衝動的に買ってしまった。

 当時、レコードは高価で、2枚組は5000円した。1ヶ月の小遣いが5000円。その月は何もできなかったが、そのサントラ版を卒業まで毎日聞き続けた。


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メルズ・ドライブインでルーカスと記念写真?! [思い出物語]

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 LAにあるメルズ・ドライブイン。

 あの映画を観た人が聞くと、「えーーー本当にあるのぉー」と驚くが

 本物ではない。

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 映画「アメリカン・グラフィティ」に出て来る店のイメージで作った観光客用のレストラン。

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 でも、ファンとしては嬉しい。

 それも中には監督のジョージ・ルーカスの巨大写真が!

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 大学の後輩として、一緒に写真を撮りました。

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カールスJRが今年、日本に再上陸する。 [2016年]

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アメリカの人気ハンバーガーショップ。

カールスJRが今年、日本に再上陸する。

留学時代一番好きなハンバーガーだった。

うれしい!

5年以上前に大阪でオープンしたが、すぐにクローズ。

今回はがんばってほしい!

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