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あけましておめでとうございます。  2016年元旦 [公開終了後]

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 あけましておめでとうございます。

A Happy New Year!


 2016年元旦


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年越しそば食べた! [公開終了後]

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年越しそば食べた!



年越しそばを準備。 [公開終了後]

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年越しそばを準備。


【体が疲れ果てると、心も疲れ果てる。未来が見えなくなる?】 [公開終了後]

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【体が疲れ果てると、心も疲れ果てる。未来が見えなくなる?】

ここ数日、寝込んでいた。僕は意思が強く、前向きな方だと思っているが、やはり過労でダウンし、寝込むと、考え方が暗くなり、後ろ向きになってしまう。病気の人がネガティブになることよく分かる。4年前。あのときもベッドの上で、あれこれ絶望的な思いをしたことも思い出す。

映画というのは本当に厳しい世界。他の仕事もしなければ生活ができない。やはり仕事というより人生を賭けた戦いなのだと思う。もちろん、適当なものを作り、予定調和で「こんなもんでしょう〜?」といっていればお仕事で済む。それをギャラを超えて行動し、プライベートも、睡眠時間も削って作品作りに賭けないと、本当にいいものはできない。

午後5時だから仕事終わりとか。日曜だから休みーではダメ。6人7人分の仕事をして、寝る時間を削り、製作費以上の努力をしなければ、素晴らしい作品にはならない。そして宣伝も人任せではダメ。監督が率先してやらないとヒットしない。日本中を飛び回り、映画の感動を伝えなければならない。

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だが、やり終わったときに残るのは、ボロボロになった体と、疲れ果てた心。待っているのは長期に渡る自宅入院生活。それならまだいい。本当に入院。過労死ということもありえる。黒澤明監督も、映画が完成すると倒れて入院する。そのときに病院の窓から地上を見下ろすと飛び降りてしまいたくなるという。あれほどの巨匠でも心も体も疲れ果ててしまうのだ。

そんなことをベッドの上で考える。体が限界を超えた状態はまるでフォースの暗黒面に囚われて行くような苦しさがある。何度も怖い夢を見て、はっと目が覚めると、あー夢か〜と思うのだけど、具体的には思い出せない。深夜に1人起きたまま、ヨロヨロとたち上がり、水を飲む。いつになったら、外出できるのか? 元気になれるのか? もう、何年もこのままではないか? そのうち貯金も尽きて、路頭に迷う? アパートを追い出されて、新宿駅で段ボール生活?

そんなことばかり考えてしまう。映画スタッフならいろいろ仕事があるが、監督業の需要は少ない。待っていて依頼が来るのは本当にまれ。自分で企画して、自分で動かなければならない。でも、そのためには何年もかかる。どーすればいい? 4年前にベッドの上で、天井を見ながら考えたことを思い出す。どー考えても明るい未来は想像できず。さらに迷路から出る事ができない。

健康を損なうと、そんなふうに希望や未来さえも見えなくなる。結局、4年前は半年ほど寝込んで、その後、思いもかけなかった作品、「朝日のあたる家」に繋がっていくのだが、さて、今回はどうなるのか? そんなことを考えながら、この数日。寝込んでいた。でも、まず、元気になるのこと。しばらくは休養をとること。そうしてこそ、未来への可能性が見えてくるはずだ。


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【過労は極度の疲れというより呪いの近い?】 [公開終了後]

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【過労は極度の疲れというより呪いの近い?】

Xmasだというのに、この数日は体調悪く。部屋で寝て過ごす。まさに自宅入院状態。過労というのは、一気に出て来ない。ジワジワと来て、数日前までは新宿まで映画を見に行けたのに、今は外出する元気もなくなり、寝た切り。ま、そこまでは気力でもっているだけで体力は尽きているのだが、それに気づかず「元気」と思っていただけなのだが。

前回も同じだったこと思い出す。本格的に過労が吹き出すと、もう1日中寝ているしかできない。というか、過労は寝て休んでという方法でしかよくならない。注射やビタミン剤で「明日から元気」という訳にはいかない。毎度、医者からそういわれる。

本日も陽が暮れてすぐにダウン。悪夢で夜中に目が覚める。不安と恐怖で息が切れるが、何の夢だか思い出せない。4年前を思い出す。あの頃は数ヶ月、こんな感じで、苦しかった。体の機能が全低下。何もやる気がせず、考え方もネガティブで、悪い方に悪い方に考えて、さらに苦しくなる。過労は病気ではないが、病気になると塞いでしまうのと同じ。

心配は数日、寝て過ごしたので、あとは良くなるのか? さらに悪化して以前のように数ヶ月寝た切りになるのか? ま、今回はかなり気をつけたので前回ほど酷くはならないと思うけど、辛い日々が続く。これが1本の映画を撮った結果。その報いでもある。

疲れというより、呪いのような感じ。因果な仕事だ。


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本日も自宅入院状態? でも、読書。 [公開終了後]

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本日も自宅入院状態?


でも、読書。


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【向日葵の丘ー終了後。結局、自宅入院生活になってること痛感?】 [公開終了後]

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【向日葵の丘ー終了後。結局、自宅入院生活になってること痛感?】

今月上旬で「向日葵の丘」全国公開を終了。8ヶ月以上続けた宣伝活動を終了。毎朝、ネットで上映館情報や映画の舞台裏を紹介する記事を半日以上かけて発信する日々も終わった。とはいえ、あと片付け。お世話になった方々にお礼や報告。一斉メールでは失礼なので、1人1人に連絡。メールをやってない年配の方もあるので、手紙を書く。

映画以外での溜まっていた連絡もあるので、そちらも御返事。本当に宣伝期間中というのは、撮影に次いでバタバタで、映画以外のことが全くできないでいた。ま、その辺がなかなか分かってもらえず「返事に何ヶ月かかるんだ!」と激怒。縁を切られた知人もいる。が、こちらは命がけで映画作りをし、人生賭けて宣伝をしている。親の死に目にも会えないという仕事。その辺を理解してもらえないことがときどきある。

あと、プライベートなことでも溜まっていたこと。役所での手続き、支払い。部屋の片付け。資料等の返還等、いろいろある。同時に心配だったのは体調のこと。毎回、映画公開が終わると過労でダウンして何ヶ月も寝込む。それ以前に医者から「すでに重度の過労だから、休まないとダメだよ。過労死するよ」と毎回脅される。が、「はい。休みます!」とは言えず、仕事を続ける。で、終了ーほっとしたらドドドと疲れが出て、前回は半年間も寝た切りとなった。

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今回は特に2本の映画を休まずに監督したので、かなりヤバい。いきなりホッとしたら、半年ダウンでは効かないと思えていたが、時間が経ってもなかなか疲れが出て来ず、今回は大丈夫か? と思っていた.........だが、やはり、かなり来ていたようだ。頭では気づいていないのに体にガタが来ていて休息を必要としていた。その意味で後片付けをしている、この数週間は非常に有効で、舞台挨拶ツアーとか、連日の宣伝活動ではないので、少しばかり体を休める期間にもなっているようだ。

お礼状書きや後片付けに疲れたら、ベッドで横になり休める。テレビを見る余裕もある。そんなパターンで今月は来たが、結果、それは自宅入院生活。前回のように寝た切りではなく、入院はしているが、院内を歩き回ったり、テレビを見たりできる患者レベルということなのだ。実際、起きている時間は以前に比べて短く、夜も早く寝る。歳とったのに、8時間以上寝るのは体力がまだまだあるのか? よほど疲れているか?だろう。

本来、そんな入院生活のようなパターンは苦手なのだが、暴れ出さずにおとなしくしていられるのも、やはり疲れ切っているからだ。とはいえ、そんな時期も大事。もし、このまま、次の戦いがすぐに始まっていたら、今度こそ、医者の予言(?)いや忠告通りに見事「過労死」となっただろう。それに、映画を1本作ると、本当に世間が分からなくなる。テレビも新聞も見る時間がなく、今何が流行し、注目されているか? 本当に分からない。


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今でも、バラエティ番組に出ている芸人さんには知らない人が多いし、マツコも4年前まで知らなかった。これが会社員ならいいが、映画の仕事をする人間がそれではダメ。マツコさんと仕事をすることはまずないが、その存在を知らないというのはアウト。注目される人には時代の反映がある。それを教えてくれる存在なのだ。

そんな訳で、今は後片付けをしながら(部屋もグチャグチャ!)なるべく努力してテレビ番組を見たり(昨夜は初めてさんま&SMAPのXmas番組を見た。20年以上Xmasに放送しているらしい。存在は知っていたが見たことはなかった)読みたかった本を読んだり(今は精神病を再勉強中)、見逃していた映画をDVDで見たりもしている。これは映画人としてのリハビリであり、次なる栄養となる。

4年前にダウンしたときは、ちょうど311のときで、そこから原発事故に興味を持ち、勉強を始めた。最初は映画にしようなんて思ってもなかったが、新作は「朝日のあたる家」になったこと思い出す。まだまだ、次回作の話はないが、今はそのことより、体調を回復し、社会的な(?)リハビリが大事なのだと思える。新たなる戦いはそのあと。いずれ、嫌が上にも戦いの呼び声が聞こえてくるはずだから。


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