撮影が続いている夢。 [帰京]
撮影が終わって、そろそろ10日が経とうとしているのに、未だに撮影を続ける夢を見る。それも悪夢ばかり。朝、撮影しようと食堂に行くとスタッフが誰もいない夢とか、撮影をしようとしてもキャストがすでに帰京したと言われる夢。
わーーーと思って起きると夢だった....なんてことが今も続く。戦場から帰った兵士が戦場に戻った夢を見てすぐ目が覚めてしまう....という話をよく聞くがそれと同じ感じ。いよいよ編集も始まるし、当分、悪夢は続くのか?
向日葵の丘”撮影終了ー帰京して、ちょうど1週間。 [帰京]
上杉パパの向日葵の丘撮影体験記 [帰京]
上杉パパの向日葵の丘撮影体験記その8
http://ameblo.jp/4609/entry-11851351736.html
上杉パパの向日葵の丘撮影体験記その9
http://ameblo.jp/4609/entry-11852457878.html
行かねばならない場所2 [帰京]
結局、こんなところにも行かねば
ならなくなった....
心配をかけるので内緒にしようか?とも思ったが、伝えた方が安心する人もいるので書いてみる。毎回、映画が完成すると、疲労困憊で、過労と診断される。それ以前に医者から何度も”休みを取りなさい!でないと本当に死んでしまうよ。過労死するよ!”と言われながら仕事をする。でも、なぜか、完成までは倒れず。公開されてから倒れる。”青い青い空”のときは半年間も、寝たきり生活となった。4年間。休みなしに7人分くらい働いたので、その分をまとめて休養を強制的にとった形だ。
その事件以来、いろんな人に心配され、”健康に気をつけてね!””食事に注意しろ””病院へ行け!”と言われて来たが、2年前に倒れてから、また1日も休みなしで仕事が続いている。だから、毎回、遺作になるかも?と言われるのだが、ヘンに病院にいって悪いところが分かるとマズいので、行かないようにしていた。が、今回。まだ、これから編集作業が2ヶ月ほど続くというのに、ある理由で、どーしても病院で精密検査を受けねばならないことになった。
というか、受けて来た。ロングストーリーなので、またいつか説明するが、どんな結果がでるか?不安ではある。映画監督業なんて、命削って作品を作るんもんだからねー? 黒澤明監督だって、撮影が終わると毎回、入院したというし。どこか悪くなるものだ。あとは結果待ち?
帰京ー疲労困憊。 [帰京]
帰京した日はまだ緊張でバリバリだったが、自宅に戻りホッとしたせいか?疲労と心労が一気に襲いかかる。素晴らしい素材が撮り上がったにも関わらず、心がボロボロであることに気づく。
3週間とはいえ、撮影に挑むと毎回こうなる。まずは疲労回復!といつもの指圧に行くと、担当者がお休み。肩もクビも緊張連続でガチガチ。血が流れにくくなり疲労回復を阻止している。
仕方なしに、他の店に行くが、本当にヘタクソで、単に親父に45分も触られただけ!という状態。今も疲労が子泣きジジイのように、背中に張り付いたままだ....。
東京に戻る [帰京]
撮影、後片付けが終わり帰京。バタバタでお世話になった方、全てにはお礼を言えなかったが、このページを借りて感謝の気持ちをお伝えしたい。
昨日の夕方に東京の自宅に帰り着いた。そのままベッドに横になると寝入ってしまい、気づくと朝だった。12時間以上、一度も目が覚めずに寝続けた。目が覚めると”ここはどこだ!!”と驚いた。
自宅であることに気づくのに時間がかかった。そして”ああ、撮影は終わったんだ..."と実感する。過酷な撮影であったこと。体力の限界を越える戦いであったことを改めて痛感する。
休む間もなく、本日の日曜日も仕事。撮影は映画製作の一部でしかない。映画の完成まで、まだまだ戦いは続く! 戦いは第三部へ。