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1年前の今頃。 「向日葵の丘」横浜ジャック&ベティで上映中! [2016年]

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1年前の今頃。

「向日葵の丘」横浜ジャック&ベティで上映中!

3年前は「朝日のあたる家」を上映。

今は「向日葵」の常盤貴子さんが新作「誰かの木琴」が上映中。

何かと縁がある。ジャック&ベティ。

素敵な映画館です。




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「向日葵の丘」に主演してくれた常盤貴子さんの新作公開。お祝いの花をお届け。 [キャスト]

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先週土曜日。横浜ジャック&ベティ「だれかの木琴」初日舞台挨拶。

「向日葵の丘」に主演してくれた常盤貴子さんが登壇。お祝いの花を届けた。

1年振りの再会。

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そして東陽一監督。実は36年前に映画「四季・奈津子」の撮影現場にお邪魔したことがある。

それ以来の再会。

「映画監督とはどんな仕事をするのか?」 

「撮影現場とはどういうものか?」 

それを学んだのが東組の現場だ。

(おまけに僕は勝手に8ミリカメラでメイキングまで撮らせてもらったー僕18歳のとき!)

その監督にご挨拶。

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あれから36年。僕も監督業をしていることを報告。

したら、何と「向日葵の丘」をご存知だった。感激!





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「これは絶対に泣く」と思った「向日葵の丘」試写会感想 40代・女性 [再・感想]

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やっぱり泣けました。「向日葵の丘」試写会感想 40代・女性

「これは絶対泣く!」っと思っていましたが、やっぱり泣けました。

最初に、街の風景とナレーションという始まりに、ああ、太田監督の映画だ、という安心感がありました。

あのオープニングを見ると、これまで太田監督の映画で涙してきたファンとして、素直に心を預けてスクリーンを見ていていいんだな、っていう気持ちになります。

何ともうまく感想が言えませんが、何回も観たら、その度違うところで感動したり、発見したりするんだろうな、と思います」

映画館HP http://www.princehotels.co.jp/shinagawa/cinema/ 
公式HP http://himawarinooka.net




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山田まりやさんも大感動! 「向日葵の丘」の感想がブログに。 [【再掲載】]

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 山田まりやさんも大感動!

「向日葵の丘」の感想をブログに書いてくれました。

(文中より)

 もう、、、
なんでしょう、、、
この心臓をぎゅ~~~っと
鷲掴みにされたかのような感覚、、、


1983年の夏の思い出を中心に
お話しが展開されるのですが、

1980年産まれの私が3歳だった時から
目まぐるしい時代の流れがあり

こんなにも
物や情報や娯楽がありふれてしまった
今を生きていく子供達は

どんな事を感じで生きて行くんだろう?

(続きは以下で)

http://ameblo.jp/mariya-yamada/entry-12065330622.html

映画館HP http://www.princehotels.co.jp/shinagawa/cinema/ 
公式HP http://himawarinooka.net



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「向日葵の丘」はこの思い出から作られた!プロローグ [【再掲載】]

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物語というのは、作家が机の上で「どーしようかなー」「あーしてみようかなー」とか想像して作られるものだと思われがち。ま、それも間違いではないが、それだと観客に伝わるものがなかなかできない。観るものを引きつけ、共感させ、感動し、涙する物語というのは頭で考えたものではうまく行かない。

だが、事実をベースに書くと驚くほど観客を魅了する。僕が30代。まだシナリオライターデビューする前。想像して書いたシナリオは誰も見向きもしなかったが、自分の体験をベースにして書いた青春ものは結構、評判がよかった。そして監督デビューしてからのシナリオは、フィクションでも取材し、事実に基づいた物語を書く。そのせいか?毎回評判がいい。

前作「朝日のあたる家」は静岡県を舞台にしているが、劇中で起こる事実は全て福島の原発事故で起こったことを描いた。場内は涙涙の連続。事実はやはり観客の胸を打つ。そんな訳で僕のシナリオは毎回、何らかの事実を元に描いている。ただ、登場人物は複数の人をモデルにしていたり、事実を脚色して書く。事実だけを繋げたのでは物語にならないからだ。

今回の「向日葵の丘」も後半は涙の連続だった。それらのエピソードも僕が経験したことや、聞いた話。実際にあった話を織り交ぜて書いた。映画館上映もそろそろ終盤なので、その辺の種明かしを少しばかりしてみる。ぜひ、読んでほしい。



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感想「向日葵の丘ーどんだけ泣かせるねん!」 [再・感想]

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【上杉のツレ】

向日葵の丘どんだけ泣かせるねん。昭和の場面は自分がやんちゃしてた時のことを思い出したで。見終わってから横浜銀蝿の曲が頭の中流れたわ。(笑)

現代になって多香子とみどりが再会する場面。あれはアカンど。みどり何にも悪くないのに病気になって可哀想すぎるやろ。予告編で見てた田中美里さんの場面の続き、あれで涙ボロボロや。みどり役は田中美里さんしか考えられへんよなぁ。『その後のみどり』ってスピンオフやってくれへんかな?(笑)

多香子は常盤さん、エリカは藤田さん。2人もバッチリやった。常盤さんの長いシーンでとどめ刺されたし。やっぱり誰でもいろんな人に巡り合って大人になってんねん。お前もワイも。今度はワイらが若い子に教えたらなアカンねん!って思ったわ。

それにしてもシロウよぉ!お前いろんな場面で出てたなぁ。常盤さんと田中さんと一緒におったシーンもあったけど映画にハマッてしもて腹立つことも無かったわ。(笑)

こんな映画作れる太田監督すごいなぁ。今度連絡取れることあったら『感動をありがとうごだ(ざ)いました。』って言うといて。


「青い青い空」5年の時を超えてついにDVD化! [青い青い空]

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 「青い青い空」は僕が企画。脚本監督を担当。

 浜松を舞台にした青春書道映画。地元では4ヶ月に及ぶロングラン! 

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 それが東京公開5日目で東日本大震災。上映中止。

 全国公開もできなくなった作品。

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 多くの方から、地方上映を! リバイバルを!とDVD化を!との声を頂いたが実現できず。

 それが昨年「向日葵の丘」ヒット

 5年後の今年ようやく「青い青い空」が待望のDVD化。

 11月に発売。ぜひ、観てほしい!



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「向日葵の丘」藤田朋子x太田隆文監督ー舞台挨拶in名古屋 [舞台挨拶]



 「向日葵の丘」藤田朋子x太田隆文監督ー舞台挨拶in名古屋

 2015年9月

 藤田朋子さんとは20年来のお友達でもある。

 そのせいか舞台挨拶が、まるで漫才のようになってしまった。

 感動の映画なのに、爆笑のトークに

 ま、見てやってくださいね。









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「向日葵の丘」劇中の大人・多香子(常盤貴子)の部屋 [【再掲載】]

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「向日葵の丘」劇中の大人・多香子(常盤貴子)の部屋

映画ではよくわからないけど、こんな感じなのね? シナリオライターらしく、「月刊シナリオ」が並んでいる。そして「映画術」がヤング・エリカ(百川晴香)が1983年に映画研究部の部室で机の上に置いてあった。その後、多香子も興味を持ち、買ったことが分かる。映画人必読の書だからね!そして、「大林宣彦監督」の本も密かに置かれている。(クリックすると画面が大きくなります)

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向日葵の丘」主人公・多香子(常盤貴子)が使うiPad

これ昔のタイプのiPad。かなり重い。常盤さんが劇中で使用。これにみどり(田中美里)からのメールが来たことで物語がスタートする。ちなみに、このiPadは僕の私物です。借りるとレンタル料が派生するので、節約!

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【「向日葵の丘」劇中。大人・多香子の部屋に貼られたポスター】

映画を二度見ると気づくが、実は高校時代の多香子(芳根京子)の部屋にも貼られている。そしてタイトルが「大人は判ってくれない」フランソワ・トリフォーの映画。このタイトルが多香子の気持ちを表現している。大人になっても貼っているのは父との確執が今も続いていること感じさせる。

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1983年でない流行語が使われている訳。時代は過去を背負って存在するから [【再掲載】]

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「ヒデキ。感激!」

という多香子のクラスメートも実在する。名前が本当にヒデキで、何かあると「ヒデキ、感激」といい、学校でウケしていた。

その元となったのは、ハウスバーモンドカレーのCM。西城秀樹が決め台詞として言う「ヒデキ。感激」。これは1973年頃に人気だったもの。映画の舞台となる1983年にはもう放送されていない。

だが、その友人はそのあとも年数に渡って「ヒデキ感激!」を使っていた。同時にあのCMのインパクトは凄く。僕らは何年経っても、あのCMでは「ヒデキ感激」といっていると思っていた。当時は今ほど、流行の移り変わりが早くなく、かなり古いギャグを使っても皆、分かってくれるという時代でもあった。

その辺を指摘「あれは83年の流行語ではありませんよ」と批判する人もいるが、「向日葵」は83年の流行を紹介する映画ではない。時代というのは、過去と未来が融合している。そこに今が存在する。今回、ロケ地となった島田市の町のいくつかも83年を代表する町ではない。むしろ、70年代、60年代の面影が残る町。


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しかし、町も時代も同じ。特に地方は時代に遅れて進化していく。以前にロケした別の地方でも、2000年代になり、ようやく80年代のバブルのような建設物が出来たり。都会とはスピードが違う。その意味で、70年代が多く残る町こそが83年を象徴していると考えた。同じように83年の流行語ばかりを台詞に多様するのを避けた。「ヒデキ感激」は先に説明した通り。



「あっと驚くためゴロー」

用務員さんはいう。これは70年代どころか、60年代。当時の人気番組「ゲバゲバ90分」でハナ肇が言っていた。それも時代考証がおかしいという人がいた。繰り返すが「向日葵」は83年の風俗紹介ビデオではない。

過去のギャグを何年経っても使うズレた人は少ないがどこにでもいる。それをその人の個性として表現しているのだ。用務員さんは未だに60年代を生きており。クラスメートは「聖子ちゃん」「明菜ちゃん」で83年を生きている。アイドルに興味のない多香子たちは「オードリー」「ジーンケリー」こちらは50年代だ。

それぞれが全く違った趣味志向をしている。それによってキャラクターが明確に見えてくる。ちなみに多香子(芳根京子)は古いハリウッド映画が大好きで新しいものは、そこそこだが、みどり(藤井武美)はもともと新しいハリウッド映画が好き。多香子とつきあうようになってから古い映画の魅力を知る。

多香子が古い映画に興味を持ったきっかけは、ウメさん。鯛焼き屋で古い映画の話ばかりするので、1度観て観よう!とテレビ洋画劇場で観て嵌ったのだ。その辺を紹介するエピソードはないが、物語から感じとってもらえるようにしている。映画は全てを説明しない。が、よく観ると、あーそういうことか?というヒントが必ずある。その辺を探すのもなかなか楽しい。





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