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「向日葵の丘」=十三シアターセブン延長上映決定! [映画館情報]

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十三シアターセブン延長上映決定!

映画「向日葵の丘 1983年・夏」大好評につき続映決定!

★11/16~11/20は17:00上映開始

★11/21~11/27は10:00上映開始

★11/28~12/2は18:45上映開始 となります。

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ヤングヤング多香子ちゃんの階段シーン! [撮影風景紹介]

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ヤングヤング多香子ちゃんの階段シーン!

おちゃめだね。


【今回は倒れない?! いや、倒れるかも?】 [映画業界物語]

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【今回は倒れない?! いや、倒れるかも?】

ここしらばくのFacebook記事を読み、「大丈夫ですか?」と連絡をくれた友人がいる。鋭い! というか、毎度のことなので、皆、心配してくれているようだ。毎回、映画が完成すると、或いは公開が始まると、倒れて何ヶ月も寝込む。ある作品のあとは半年も自宅入院生活。医者に行くと「重度の過労!」と診断された。そして「過労をなめちゃいけないよ。ある日、バタッと倒れて本当に死ぬんだからね!」といわれた。

実は、倒れる以前にも体調が最悪で医者に行っており、そのときも「過労」と診断された。過労はビタミン剤をもらうとか、点滴を打つということで良くならない。充分な休養を取るしかない症状。医者からは厳しく言われた。

「仕事をしばらく休みなさい。無理を続けると本当に死ぬからね!」

働き過ぎくらいで死ぬかあ? と思う人もいるだろう。僕も最初はそう思っていた。が、たまに新聞記事で見かける「過労死」朝、元気に家を出たサラリーマンが会社で倒れて、そのまま死んでしまうという事件。あれが過労死である。本当に限界まで働いても精神力でもってしまうところがあり、体が限界を超えて、どこかしらが破綻。死に至るのだ。

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だが、映画の仕事というのは、土日、祝日もなし。盆暮れ正月もない。おまけに僕の場合は7人分の仕事をする。いつも、クランクイン前にはすでに、ヘロヘロ。監督業以前の仕事も全て僕自身がやるからだ。倒れそうな状態であることが多い。でも、それをスタッフ&キャストにバレないように元気に振る舞う。撮影が終われば、スタッフ&キャストの仕事は終了。だが、監督である僕は、そこから2−3ヶ月に渡る編集作業が始まる。完成後は宣伝活動。そんなことで1年くらいすぐに過ぎてしまう。

以前、監督したある映画のときは製作費集めから、スタート。完成まで4年かかった。その間、休みなし。ようやく東京公開されて、ほっとしたとたんにバタ!何ヶ月も起きられなかった。医者に怒られた。

「死んでいてもおかしくなかったんだぞ!」

だが、それは承知の上。映画を作るときは毎回、遺作だと思ってやる。だから、無事完成してから過労死するなら本望。でも、半年も寝込んだのは辛かった。50歳を超え、次同じことをしたら、本当に過労死だな?と痛感はした。

そして、50歳を超えてから監督した今回の「向日葵の丘」実は前作「朝日のあたる家」から繋がっている(?)というのも、「朝日」の企画をスタートさせたのが2012年7月。そこから製作費集めを開始。ロケハン、風景撮りもスタート。翌年の2013年3月に撮影。そこから編集。5月に完成。休む間もなくロサンゼルスの映画祭へ。帰国してからは日本公開。

各地の舞台挨拶ツアー。年が明けた2014年もツアーは続く。日本各地で宣伝活動。それと平行して、「向日葵の」のシナリオ書き。「朝日」映画館公開終了が3月。4月下旬から「向日葵」の撮影。5月終了。その直後から編集作業が3ヶ月。

そして12月に完成。今年、8月の東京公開までは宣伝活動。その後は舞台挨拶ツアーとさらなる宣伝。他の仕事はせず、それに専念した。1人でも多くの人に映画の存在を知らせるのは、監督自身がアピールすることが有効だからだ。それがようやく終焉時期になり、宣伝活動も間もなく終わる....。

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で、先日「映画館で映画を観よう!」と出かけようとして、途中でもの凄い疲労感に教われて断念。帰宅。でも、Facebookを更新しないと「あ、ついに監督は死んだな!」と思われるので、生きていることを伝える記事を上げておいたら、裏を察知した友人から連絡があったのだ。

でも、ご安心を。今回は以前ほど酷い状態でなく。テレビを観ることもできる。過労で倒れてみると分かるが、テレビさえ観れなくなる。集中力が減退し、本当に何もできず、1日ベットの上で寝たまま。まさに、自宅入院状態となる。だが、今回は起きてFacebookを書くことができるし、テレビ番組どころかDVDで映画を観ることもできる。これは過労度から行くとかなり回復に向かっている状態。

振り返ってみて「向日葵」の戦いも、かなり大変なものではあった。1人7役、8役をこなした。が、以前のような困った関係者は参加していないことで、ストレスが大きく軽減されたことが大きいかも。現在はPは僕1人。全て僕の責任で映画製作。何があっても全て僕の責任。だから、あれこれ口を出す人。間違った考えを押し付ける人。古い価値観を振り回す人はいない。本当に「いい映画を作ろう」という仲間とだけ、作品作りをしている。スポンサーもとても理解があり、いろんな形でサポートしてくれた。今回、前回ともに、評判がとてもいいのは、そんな素敵なスタッフ&キャストが参加してくれたことが凄く大きい。

映画製作というのは、どんな低予算作品でも、金目当てで、潜り込もうとする輩がいる。「監督の情熱に打たれました!応援したいです」とかいって近づいてくる。が、彼らは決して「素晴らしい作品」を作ろうとは思わず、製作費を抜いたり、ギャラをピンハネ、別の名目で自社に金を入れる。僕を飛び越えて、スポンサーに取り入ろうとする。応援してくれる著名人に顔を売り、こびることに必死。隙あらばプロジェクトを乗っ取り、自分の好きにしようとする連中までいる。

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そんなふうに映画製作を食い物にしている輩は、この世界に多い。一度、仲間に入れると、追放するのはなかなか大変。そいつの正体を見抜けず、庇う奴まで出て来て、更なるトラブルを生む。まるでがん細胞。増殖し、次第に映画製作そのものを蝕むので、素晴らしい作品を作るどころか、撮影を終わらせるだけで精一杯になる。映画作りより、がん細胞との戦いに多大なエネルギーを費やしたものだ。

そんな輩を閉め出したことで、より素晴らしい作品が出来るようになり、ストレスも減った。あと、食生活はかなり気をつけた。インスタント食品、コンビニ弁当、ファーストフードは出来る限り避ける。最近は毎晩、納豆と豆腐。子泣きじじいが3人ほど背中に背負っているような疲労はない。今回は過労死せずに済みそうだ。

とはいえ、まだ完全に「向日葵」プロジェクトが終了した訳ではない。ここでホッとすると、隠れていた疲労困憊が顔を出し、自宅入院生活!ということもありえる。毎回、精神力で体を支えているので、ほっとしたときが一番怖い。でも、ほっとせずにがんばっていると、強制的終了でダウンする。体はよく出来ている。そんなことを気にしつつ、もう少し、がんばる!

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とっとこ3人娘。撮影風景3連発! [撮影風景紹介]

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とっとこ3人娘。撮影風景3連発!

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テレビ見てたらバカになる。でも見ないと世間からズレてしまう?! [My Opinion]

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テレビ見てたらバカになる。でも見ないと世間からズレてしまう?!

これまでは集中するために仕事場で、パソコンに向かい「向日葵」情報の発信をしていた。が、毎朝4時間。発信ばかりで吸収できない。映画監督業は「吸収」こそ大切。なのに、この8ヶ月ほど何もできていない! そこでテレビの前にノートパソコンを持って来て、そこで作業。フランス同時多発テロのニュースを見ながら、Facebook等を書く。記事の場合は集中しないと書けない。でも、映画館情報や撮影風景の写真のアップならニュース番組を見ながらでもできる。

子供の頃はよく大人から「テレビばかり見ていると馬鹿になる」と言われたが、大人になりテレビを見る時間がなくなると、世の中の動きが分からなくなるという弊害があることを痛感した。確かにテレビ報道をそのまま受け止めていると、とんでもないことになるが(情報操作や嘘。誘導が多い。そして、見る者に考えるということをさせなくする効果も強い)全く見ないと、今日本で何が起こり、何が問題になっているのか? が分からなくなる。

もちろん、ネットのニュース等は見るので多少は分かるのだけど、やはり映像による報道は分かりやすい。ネットも動画があるが、まだまだ文章。その場合は記者の主観が入るし、社の方針もある。もちろん、映像も細工したり、印象を変える編集をすることができるのは仕事柄、理解している。だとしても、ネットだけの報道を信じていると世間は見えて来ない。

報道だけではない。ドラマでも、バラエティでも、ほんと見ていると馬鹿になるような番組が多いが、そこからもいろんなことが見えて来る。レギュラーで出ているタレントや俳優が誰なのか? なぜ、人気があるのか? その背景はなにか? と考えると、そこからも世間が見えて来る。

そんなふうにテレビを見ることも大事なのだが、文章は速読できるが、テレビは録画して早送りで見ても分からない! 1時間のドラマは見るのに1時間かかる。ということで、どこでもスマホで見れるネットニュースは見れても、テレビ報道はなかなか見れない。ましてドラマやバラエティはもっと見れない。

新聞なら持ち運べる?と思ったが、それも駄目だった。そのくらい、この8ヶ月ほど忙しく。世間の流れが分からなくなっていた。「NEWS23」だけは毎晩、録画して、時間があるとまとめて見ていていたが、ひとつの局のひとつの番組だけでは、全体像は分からない。いろんな局も見て比べることも大事なのだ。

そんな訳で社会復帰するために、テレビを見なければと思いつつ。まだ、昼過ぎまでパソコンに向かう生活が続いている。そこでテレビの前にパソコンを置き、作業することを思いついた。もっと、早くやればよかったんだけど、長い記事を書くのは「ながら」じゃできないからなあ〜。ということで、本日は4時間かけず。早めに切り上げる。

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バスコレクションは今夜使わせてもらいまーす。 [みなさんの応援]

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大阪十三の舞台挨拶で、御客様から頂きました!

バスコレクションは今夜使わせてもらいまーす。

ぶくぶく。


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「向日葵の丘」福知山シネマで公開中!! [映画館情報]

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「向日葵の丘」福知山シネマで公開中!

11月14日 (土)~11月 20日 (金)の上映時間。

なんと1日3回上映。

①11:00②13:40③16:20 

80年代の青春が蘇ります 

http://www.fukuchiyama-cinema.com/index.html


ロケ弁。朝ご飯編! [撮影風景紹介]

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「向日葵の丘」撮影。ある日の朝ご飯。

スタッフは皆、朝起きる時間が違うので、制作部はおにぎりを用意。

食堂において、各自が取っていくシステム。

この日のおにぎりはこんな感じ。

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ロケ誘致による経済波及効果は、前年比1.1倍の約6億1000万円と右肩上がり! [町おこし映画の問題点]



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(日経エンタテイメントより引用)

 全国の「フィルムコミッション(以下、FC)」。各FCが過去5年間にロケを誘致した映画の作品数を集計し、ランキング化した。

 過去5年間に映画のロケ地になった作品数を各団体の発表資料から集計(自主制作映画とロケハンは除いた)トップ5のFCの所在県を見ると、1位は茨城県、4位は山梨県、5位は栃木県と3団体が東京周辺。ロケ費を抑えたい制作側と多忙なスターたちにとって、日帰りできる近場のロケ地は大きな魅力だ。大阪から近い滋賀県のFCが3位に入ったのにも同様の理由があるだろう。

 ただし、近いだけでどこでも撮れそうな風景ばかりでは、わざわざ地方にロケに赴かない。過去5年でダントツの264本もの映画ロケを誘致した、いばらきFCによると、近さに加え、2つ目の強みに“どこでもロケ地”がある。

 「他の46都道府県、どこの風景でも『あんな感じで撮りたい』という希望を言っていただければ、県内で探します」(茨城県商工労働部 観光物産課 フィルムコミッション推進室 主任 米川洋司氏、以下同)。

 全国のFCの中でも、設立13年と歴史が古く、ロケ実績が多いため、ロケ地のネタが豊富だ。例えば、つくば市の県内最大のショッピングモール「つくばクレオスクエア」内の一角は“原宿”として人気で、県内の牧場は“北海道”の自然を表現するシーンによく使われる。「つくばエクスプレスに一部地下の区間があり、“地下鉄”も撮れます」。

■経済効果は年間6億円に

『S-最後の警官-奪還』
 航空自衛隊の百里基地の協力で、実物のヘリの機内で緊迫するシーンを撮影。取手競輪場の地下通路は巨大な輸送船内に見立て銃撃シーンに。本来火気厳禁の場所だが、県の許可を得て火薬も使用。監督・平野俊一、出演・向井理、綾野剛/全国公開中/配給東宝

 そして3つ目の強みとして、いばらきFCは茨城県が運営しており、県が中心となり市町村(44市町村のうち25)のFCと連携している。県がここまでリーダーシップを取るFCは他にない。撮影者がロケ地選びに困ったら、いばらきFCに連絡すれば、窓口になって県内各FCに話をつないでくれる。「このシステムがあることで、『まずはいばらきFCに聞いてみるか』と、ご相談をいただけているのが、ロケ誘致の増加につながっているのではないでしょうか」。

 これにより、茨城県内へのロケ誘致による経済波及効果(ロケ隊の飲食や車両・機材レンタル、宿泊など)は、前年比1.1倍の約6億1000万円と、設立以降、右肩上がりで伸びている。都心から近いので泊まらずに帰るロケ隊が多いのが残念というが、ロケ弁のお供に県産品の納豆や干し芋パイを提案するなど、日々の地道なPR活動も実を結び、毎日電話で10本程度、ロケの新規問い合わせがあるという。

[日経エンタテインメント! 2015年11月号の記事]



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映画研究部で1人。 寂しいエリカの場面。 [LC]

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 映画研究部で1人。

 寂しいエリカの場面。


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