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「向日葵の丘」感想 30年という月日の重さ、残酷さ、 [再・感想]

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「向日葵の丘」の感想 脚本家・西川美也子さん

1983年という時代背景をチョイスされたのも、本当に心憎いです。何と充実した年だったのだろうと。

あの頃への郷愁に身をゆだねていると、烏丸せつこさんが登場。

このキャスティングがまた絶妙で、当時のご活躍を知る世代にとってはたまらないと感じ入りました。
映画館支配人役の津川雅彦さんの自然体の演技が素晴らしく、誰の心にもある「心の映画館」「心の映画おじさん」という存在を思い出させてくれます。

30年という月日の重さ、残酷さ、そして優しさ。

情報が人を幸せにするのではない、技術が人を幸せにするのではない。

そういう真摯なメッセージを「映画という永遠」に託し、見る者に贅沢な時間を提供する、そんな作品だと思いました。





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【太田監督、川崎FMの「シネマストリート」出演決定。7月4日「向日葵の丘」DVD発売を記念 [DVD発売]

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【太田監督、川崎FMの「シネマストリート」出演決定。7月4日】

今回は「向日葵の丘」DVD発売を記念しての出演。7月2日DVDが発売!
「岡村洋一のシネマストリート」月曜 13:00~15:00

日本全国、ネットでも聞けます! 

<Cinema Street>は映画の大通り
FM K-City 唯一の映画専門番組として、俳優でDJの岡村洋一(「向日葵の丘」に出演!)が、その専門分野である映画の紹介はもちろん、ファッション、グルメ、音楽、街の話題など、さまざまな情報を届けるトークバラエティー番組。 毎回、多彩なゲストを招き、文字通り、映画の大通りを闊歩する。





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「向日葵の丘」DVD情報ー東京・幡ヶ谷TSUTAYAも入荷! [DVD発売]

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「向日葵の丘」DVD情報ー東京・幡ヶ谷TSUTAYAも入荷!

3本入荷。本日よりレンタル。

内一本はすでに貸し出し中!とのこと。

京王新線・幡ヶ谷駅上がってすぐのTSUTAYAです。






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FMレインボー「上野淳の東京夜話」の放送。 無事終了。 [DVD発売]

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FMレインボー「上野淳の東京夜話」の放送。

無事終了。

「向日葵の丘」のDVD発売ー告知をさせて頂きました。

ありがとうございました!




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太田監督7月2日のFM番組「上野淳の東京☆夜会」にゲスト出演ーDVD化される「向日葵の丘」についてお話します [DVD発売]

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「向日葵の丘」DVD発売で、撮影の思い出を語ります。

レインボータウンエフエム株式会社
☆周波数 79.2Mhz.
☆放送日 毎週土曜日
☆放送時間 19:00~20:00
☆パーソナリティ 上野 淳





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「向日葵の丘 1983年夏」全国のTSUTAYAでレンタル開始! [DVD発売]

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「向日葵の丘 1983年夏」全国のTSUTAYAでレンタル開始!

日本人が忘れている本当に幸せとは何か? 1983年の青春に忘れて来た大切なものを探す物語「向日葵の丘 」この時期だからこそ観てほしい。太田隆文監督が描く感動作。

おまけの特典映像は芳根京子(この秋からNHKの朝ドラで主演)らを中心にした[マル秘]メイキング。俳優たちがどんな思いで撮影に挑んだか?を描いた感動ドキュメント。太田監督自らが編集。30分の豪華版。

本日2日より全国のTSUTAYAでレンタル中 。購入の方はAmazonか楽天で、ぜひ!


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田中美里さんのFM番組に太田監督が出演決定!ー7月2日放送 [キャスト]

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【田中美里さんのFM番組に太田監督が出演!】

「向日葵の丘 1983年夏」

に出てくれた美里さんが出演した朗読劇を見て僕が号泣した話。

「向日葵」DVD発売のこと。

特典映像の内緒話。

撮影中の[マル秘]?エピソード等を、美里さんと番組でお話しさせてもらいました。

ぜひぜひ、お聴きくださいね!

BayFmー「Morning Cruisin`」

毎週土曜日午前9時から9時52分。

パーソナリティ田中美里。

7月2日放送。




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(速報)「向日葵の丘」熊本市で前日からレンタル開始! [DVD発売]

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(速報)「向日葵の丘」熊本市で前日からレンタル開始!

熊本市中央区のTSUTAYA浜線店。

情報を頂きました。

ありがとうございます!

全国の店では明日からレンタル開始です。



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速報)向日葵の丘」DVD 東京・中野新橋のTSUTAYAに! [DVD発売]


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速報)向日葵の丘」DVD 東京・中野新橋のTSUTAYAに!

残念ながら面立てではなく、

背中を向けて棚に並んでいるだけですが、

発売前日から2本用意されている。

との情報。



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悲観主義者は成功しない。最後に勝つのはオプティミスト? [【再掲載】]

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なぜか?日本人はペシミスト(悲観主義者)が多い。ものごとを悪い方にばかり考える。例えば「俺は会社を作り世界と商売をするぞ!」といったする。まわりは必ずこういうだろう。「甘いなあ〜」「身の程知らず」「そんなの無理に決まっている」多くの人は夢や目標を批判、否定しようとする。

その背景には日本人の考え方があるだろう。「世の中に期待しない」「夢は所詮、夢」と厳しくものごとを考えることが大人の発想であり、世間を知っていることだという意識があるからだ。だから夢を語ると、だいたい先のような批判をされる。

僕自身も経験がある。高校時代に「映画監督になりたい!」といったら、友達や先生、親、大人からもの厳しく批判、否定された。「世の中、そんな簡単にいかない!」「もっと現実を見つめろ!」「小学生みたいなことをいうな!」「お前、才能あるのか?」ともう総攻撃。その後は夢を語らないようにした。

それがアメリカ留学し、大学の先生やクラスメートに「夢」を訊かれて答えたときは全然、違う反応だった。「映画監督か!グレート。がんばれよ」「グッド!いいね」「絶対になれるよ。応援する」ほとんどが好意的な意見で、背中を押すものばかり。日本は止めようとする人ばかりだったのに、何が違うのか?


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僕が留学したのは23歳。日本なら大学卒業、就職の歳。後ろめたいものがあった。大学でそんな話をしたことがある。「僕はもう23歳だから…」というと「何いってんだ。まだ、23歳じゃないか!」「まだまだ、これから、何だってできるさ!」と、これまた何人もから言われた。アメリカは楽天家ばかり? でも、とても励まされた。

確か、ケンタッキーフライドチキンのカーネル・サンダースも60歳を超えてから成功したと聞く。さすが、アメリカン・ドリームの国。大学で出会った人たちも、皆前向きだった。で、気づいたのは日本は何で夢を語ると否定したがるのか? なぜ、夢を否定する? 厳しい現実を受け入れることを大人の考え方だと思い、何かにがんばろうとすると「子供じゃないんだから」などというのか?

日本に帰ってからも、僕は「映画監督になること」を目標にして、アルバイトをしながら、シナリオを書き続けた。相変わらず、友達も、親も、知人も、声を揃えてこういった。「いい加減。現実を見ろ。いい歳なんだから、早く会社に就職しろ」そして相も変わらず「世の中、甘くない」と言われた。

身のまわりでも、ミュージシャンになりたい! 俳優になりたい! 小説家になりたい!という友人がいたが、1年、2年と経つと、次第に脱落。ふるさとに帰る者。会社に就職する者が出てきて、5年も経つと皆、いなくなった。「やっぱ、食って行けないから」「しょせん夢は夢なんだよな」そんな言葉を残して消えて行く。大人たちは、そんな彼らを見てこう言う。

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「世の中、甘くない。諦めが肝心だよ」

しかし、それは違う。彼らは全力で努力して諦めたのではなく、ほとんどが努力不足。見ていると、少しばかり足掻いてみて駄目だと、落ち込んで悩む。その期間の方が努力する日数より長い。そして、彼らはもともと「日本でもアメリカン・ドリームを実現するぜぇ!」という楽天家タイプではない。彼らを批判する大人たちと同じように、何かにつけ「どーせ無理だ」「世の中、甘くない」などと言っていた。

「俳優になりたい!」といいながらも、現実の厳しさを知っているペシミストだったのだと思える。だからこそ、2年3年で諦めてしまったのだ。そもそも、数年で俳優や小説家になれる訳がない。でも、彼らは自分の努力が足りないのではなく、「世の中が厳しい。だから無理なんだ」という解釈をしていた。

気持ちは分かる。僕も何度か挫折しそうになった。いろんな努力をしても、なかなか映画監督へのチケットは手に入らない。近づくことさえできない。でも、人が机の上で考える方法論なんて、ものすごく限られたもの。本当は別のところに、違った方法論があるものだ。なのに、ペシミストはそうは考えず。「世の中は甘くない。厳しいんだ」と解釈して諦めてしまう。

一方、オプティミィスト(楽天家)はもう少し、がんばれば、別の出会いがあるかもしれない。別の方法論が見つかるかもしれないと考えて、諦めない。そう、この「諦めない」ということが大切なのだ。ペシミストは努力しないのに、「世の中甘くない」と決めて、諦める。だから、それで終わったしまうのだ。

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実際、僕は5年目で脚本家になるチャンスを掴み、2年後に監督になる。そして、さらに8年後に映画監督デビューする。それから4本の映画を撮り。最新作は日本全国50カ所の映画館、シネコンで公開される。もし、途中で諦めていたら今の自分はない。

振り返ると、アメリカ時代にもらった言葉に支えられたと思う。「まだ、23歳じゃないか」「今からだってできる」「映画監督。グレート。がんばれ」「絶対になれるよ。応援する」特別の人ではない、普通のアメリカ人から何度もそう言われた。だが、僕がアメリカには行かず、ずっと日本で生活していたらどうだったか?

バイトを続けながら、映画監督を目指していたら? ほとんどの大人、そして友人たちがこう言い続けただろう。「世の中、甘くない」「夢は所詮、夢だ」「どーせ、無理だ」「可能性は低い」そんな言葉を何年も何年も聞いていると、「そうだよな。やっぱ無理だよな」と思えたはずだ。そして、夢を諦めることこそ、大人だと思い、就職。そして、がんばる若い人を見れば「甘いんだよなー」といいたくなったろう。

でも、それは違う。こんな言葉を聞いたことがある。「最後に勝つのはオプティミスト」そして「世の中には失敗した人と成功した人がいるのではなく、諦めた人と成功した人がいる」アメリカン・ドリームというのは決してアメリカ固有のものではない。ただ、日本人の多くはペシミストであり、何かがんばる人がいると、頼みもしないのに「世の中甘くない」「現実は厳しい」と言いに来る人たちが多い。

それで若者は結局、諦めてしまう。けど、夢でも、目標でも、テーマでも、自分が掲げるもの、目指すものを掴むことはできるんだ。それには努力や洞察力も必要だが、一番大切なのはペシミストにならないこと。オプティミストでいること。そして「諦めない」ことなのだ。何事も諦めてはいけない!

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