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シナリオを書くときに考えること? [2016年]

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 シナリオを書くとき。ストーリーは決まっているのに、あれこれ考えなければならず、なかなか書けないことがある。シナリオは単に物語を文章にすればいい訳ではない。どんな場所で撮影するか?考える。また、どこまでの展開をその場所で見せるか?考える。

 あまり、多くの展開を同じ場所で見せると退屈する。その場所が決まったら、それがロケ可能かどうか?考える。撮影時に借りられる場所か? 借りれない場合は別場所で飾り込めばできるか?等も考える。同時に、そこに出る役者のスケジュールも考える。

 つまり、他のシーンとセットにできるかどうか?でないと、そのシーンのためだけにロケ地に来てもらうことにもなる。そうなると、東京からの交通費と宿泊費がいる。大物俳優なら、スイートルームを用意せねばならない。その辺で経費が嵩む。てなことも考える。

 あと、前後のシーンの場所も考える。部屋=>部屋=>部屋と続くと観ていて息が詰まる。単にストーリーを展開させるだけでなく、その辺も大事。シナリオ学校では、「製作費なんて考えずに書け!」と教えるが、そんなことをして、完成してから、予算に合わせて行くと、結果的にカットになる。場所を変更になる。役者を整理するーーストーリーが変わって来る。それは作品クオリティが下がることに繋がる。

 なら、最初からできる形で書くべき。貧乏性だが、出来ない事を描いても無意味なのだ。ストーリーだけでなく、そんなことも考えて書く。言い換えれば、ルービックキューブ。6面を同時に合わせるようにして書くのだ。
 
 天気指定も、現場泣かせ。当時の時代の再現もお金がかかる。製作費。時間。天気。美術。ロケ場所。スケジュール。役者と。あらゆることを考えながら、感動的な展開を考えねばならない。だから、もの凄く頭を使う。もの凄く糖分を消費する。運動しなくても、やたらお腹が減る。

 でないと、その物語を映画化するのに何億円もかかることになる。それが今の映画界....。







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「岡村洋一のシネマストリート」に出演させて頂きました! [DVD発売]

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昨日は「岡村洋一のシネマストリート」に出演。

「向日葵の丘」DVD発売について宣伝させて頂きました!

番組パーソナリティ岡村洋一さんも出演の映画「向日葵の丘」

その魅力と

DVD特典のメイキングの中味!紹介させてもらいました。




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