久々の余暇？

「向日葵の丘」いよいよ最後の作業。カラコレ（というか再編集も）。すでに担当者に直し箇所をお願い。前の仕事が終わり次第に作業を開始してくれる。その間に来年公開の宣伝会議とかをしている。

とは言え、それでも時間がある！　凄いことだ。この２年半。本当に時間がなく、１日自由という日がなく、まるで売れっ子タレントのような２年半だった。といってもタレントのように、それに収入が比例することはなく、単に人を雇う余裕がないので、１人で７人分働いているだけなので、いつも映画が完成すると残るのは借金と「過労死寸前」のボロボロの体だけである。

が、本当に２年半振りに時間には余裕がある。いつもはそんな期間に過労で倒れて何もできずに終わる。今回も２週間ほど自宅入院状態が続いたし、先週も３日ほどダウンしていたが、本日は多少元気。また、DVDを借りてきた。今回はハリウッドのアニメ映画特集だ。

それにしても、映画作りは蓄積したものを発信する仕事。でも、発信するには供給が大切。ごはん食べないとウンコできないのと同じ。この数年は発信ばかり（ウンコばかり？）なので、供給がほんとできていない。こんな余裕のあるときに、それをしないとほんと自爆してしまう。

一度、映画製作がスタートすると、テレビも、新聞も、雑誌も見る暇がなくなる。今、どんなテレビ番組があるのか？　誰が人気あるのか？　どんな曲がヒットしているのか？も分からなくなる。そんな世情を理解してこそ、感動を伝える映画が作れるのに、それが分からない。致命傷。
なので、今の内に、供給をする。そして、ダウンしておく.......。