向日葵の丘ー監督日記 ホッとしたら疲れがドドド! [ポストプロダクション]
「向日葵」まだ完成していない。が、カラコレの担当者さんが前々から決まっている仕事があるので、しばらくは作業中断。僕としては久々に、時間ができた。先日の初号試写の反響も素晴らしく。ほっとした部分があり、こんなときは注意注意。2年分の疲れがドドドと出る。が、今回は大丈夫だろう。久々に映画!と外で飯を食ったら、倦怠感がドドド。映画館まで行く体力がなくなり帰宅。
やはり、疲れている。以前は映画公開が始まったとたんに倒れて、半年間寝込んだ。ま、以前は4年間休みなしだったが、今回は2年4ヶ月休みなしなので、多少、違うかもしれないが、その分、歳を取り老化が激しい。毎回、遺作と思いやるから、全力でかかる。その反動は大きい。
本当に時間ができたら、溜まっている本を読みたいのだが、読書は集中力が必要。疲労困憊だとなかなか読めない。で、DVDを借りて来て休息しつつ、社会復帰。ここしばらく劇場でヒットした映画を本当に見れていない。テレビも見ていないし、新聞もとっているのに、積まれていくばかり。ニュース番組も毎日録画しているのに、見ないままだ。
ネットは宣伝活動でもあるので、Facebookとブログ。ツイッターは毎日、確認。更新しているが、ネットだけでは世の中は分からない。いろいろ、お世話になっている友人や先輩にも挨拶に行きたいが、もう1年以上、連絡ができていない。仲には「いろいろ応援したのに、お礼はなしか!」と怒っている方もいるが、そのお礼のために、目の前に〆切の迫った作業を停めてしまうと、さらに多くの方にご迷惑をかけてしまう。
タレントにマネージャーが付き、国会議員には秘書が着く。その意味を最近、痛感する。映画の作業だけではなく、税金の申告、保険の手続き、家賃の更新と、どうしても人任せにできないこともあり、それ以外にもFacebookでは書けないトラブルや問題の解決にも時間を割かねばならない。映画1本完成させるだけでも、7人分の仕事をするのだが、その他を合わせると、凄いことになる。
そう考えると、チームで、グループで、或いは会社形態で、対処せねばならない仕事量になっている。それを1人でやっているので、大変なことになり、過労で倒れて、医者から「本当に死ぬよ。休みなさい!」と毎回言われるのだ。だが、会社にして社員を雇う経済的な余裕はなく、毎回、残るのは借金だけだ。それが映画の辛いところ。
でも、これまでを反省。少しづつは前進している。とりあえず、ここ数日は休息しながら、DVDを見て社会復帰をする。本来は、予告編、メイキングの制作をそろそろ始めねばならないのだが、ここで無理するとまた過労でダウンということになるかもしれない。注意して進もう。
2014-11-15 16:15
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