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向日葵の丘ー監督日記   初号試写! 場内は涙の渦? [0号&初号試写]

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先日の0号試写に続き、初号試写を行う。試写というと、一般の方やお世話になった方を招待して完成披露する試写と思いがちだが、今回もそれ以前の業務試写。「映画に問題はないか?」をスタッフ&キャストで確認するための試写だ。

前回の0号試写で見つかった問題点を改善。特に色合いはかなり直した。さらに、編集もやり直したのが今回のバージョンだ。試写開始1時間前には会場に到着。試写の前に試写を行う。プロジェクターにも個性や癖があるので、それを把握した上で試写をせねばならない。

それとは別に、作品の反応も気になるところ。基本スタッフは自分が担当したパート、撮影であり、照明であり、録音等の仕事がうまく行っていたか?に注目するので、笑うシーンでも笑わず、泣けるシーンでも泣かない。だから、0号初号試写は静かな反応であることが多く、監督としては「ウケてない・・・・・」ともの凄く不安になる。

なのに、前回の0号試写では後半1時間。試写室は号泣の渦に包まれた。あちこちで鼻をすする音。涙を拭く人。バックからハンカチを取り出す人。涙、涙となった。0号試写でこんなことは珍しい。そして今回の初号試写でも、同様。後半1時間は涙の連続となった。

どこがどんなふうに泣けるのか? 詳しく書きたいところだが、公開は来年なので、内緒にしておく。でも、ひとつだけ書くと、僕の映画を全て見ている関係者は「太田監督の作品はみな泣ける。でも、今回は本当に凄い。今までで一番感動した。最高傑作です・・」いくら親しい人とはいえ、ここまで言う人ではない。目をまっ赤にして、何人からもそう言われた。

さて、内容的には今回もかなり嬉しい反応だったが、画質、色合い等で、やはりもう少し、直した方がいい部分が見つかる。本来、初号試写で完成なのだが、それは少し先に延びそうだ。

カメラマンからも色合いの問題を指摘されたので、直すことにする。が、担当者がもう次の仕事に入っているので、それが終わる来月に直し作業をすることになる。
だが、映画自体の評判は予想以上。配給会社の方からも高評価を頂き、全国の映画館50館公開を目標にアプローチをするとのこと。凄い展開になってきた。

それもミニシアターや単館ではない、全て大手シネコンチェーンでの公開だ。僕の映画の中では最大規模の公開である。来年は「向日葵」フィーバー?。でも、その前にもう少し直し作業をする。


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