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【向日葵の丘ー宣伝。御礼参りは続く!】 [公開終了の時期]

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【向日葵の丘ー宣伝。御礼参りは続く!】

「向日葵」上映中の映画館もどんどん減って来て、あと数館。寂しいような気もするが、夏に公開がスタートして、もう冬。間もなく年末だ。こんなに上映が続くとは思わなかったので、嬉しい限り。まだ、これから公開が始まる映画館も数館あるので、ネットでの午前中の上映告知は続ける。

「監督の仕事じゃないのに、よくやるよね?」と言われるが、それで1人でも「向日葵」の上映を知り、映画館に行ってくれれば意味がある。だが、僕の宣伝活動も終盤。後片付けの段階。お世話になった方にメールを書いたり、手紙を書いたり。年配の方でネットを使わない方もいるので、その場合は手紙を書く。

お会いして、ご挨拶する場合もある。或いは電話をかける。先方の都合もあるし、できる方法で報告やお礼をする。映画作りは本当に多くの人の応援が必要。スタッフ&キャストはもちろん。ボランティアの皆さん。地元の皆さん。以前、ロケした町の皆さんも応援してくれているし、このネットを通じて知り合った方も宣伝等で協力してくれている。

その1人1人。全員にはお礼の連絡はできないが、できる限りは連絡する。ただ、お礼といっても、ご挨拶するだけ。せいぜい僕が個人でお土産を持って行くか? 飯をごちそうするくらい。それも人数が増えると大変な額になるので、個人レベルでは限界がある。でも、誰一人。不満は訴えず。恐縮する。以前はボランティアといっているのに「市民俳優で出演したんだから、ギャラを出すのが当然だ」とか「タダ券をくれるのが礼儀だろう?」とかいう人もいた。

昔はよく新聞を購読すると、映画の招待券をもらったので軽い感覚があるのだろう。だが、チケットというのは現金と同じであり。同時に、映画館が管理するもの。監督や製作会社がチケットをプレゼントするときは、お金を出して買わなければならない。その上、ボランティアだと最初に説明している。なのに「チケットくれ!」というのは「金をくれ」というのと同じなのだが、なかなか分かってもらえない。

「撮影で俺のグループが何度も手伝ったんだから、今度は俺の言うことを聞いてもらうぞ」と言う人もいた。選挙感覚なのだろう。「俺が票をとりまとめたので、議員になれたんだから、うちの団体に利権をまわせ!」という感じ。しかし、映画作りと選挙は違う。議員になればいろんなメリットがあるが、映画を作るのは観客に喜んでもらうため。監督やスタッフに特権が生まれる訳ではない。

だのに、「協力したんだから」「出演したんだから」と「***してくれ」「****に招待しろ」などと、見返りを求める人が出てくる。また、そんなことを主張する人に限って大した応援していないことが多く。結局は縁が切れてしまう。映画を作るのは監督やスタッフの利益のためではない。映画を見た観客に喜んでもらうためだ。それが分かってもらえないことがよくあった。

店にポスターを貼ってもらったり、チラシを置いてもらっても、大したお礼はできない。友人を連れて店に行き、いつもより多めに食べるくらい。そんなことしかできないのだけど、その人たちの「思い」は映画に反映されおり、その応援で多くの人たちが映画を見て感動することができる。そして今は批判する人はほとんどおらず、応援してくれる方々がたくさんいるので、ありがたい。

この数週間。そんなお礼参り(?)とお礼連絡を続けている。他にも部屋の片付け。掃除。税金や保険料の支払い。忙しくて出来なかったので、勧告状まで来たし! そんな日常のことを片付けている。


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