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「向日葵の丘」が公開されたら、観に行こう!と思っている方へのお願い。 [映画業界物語]

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「わーい! 私の街でも『向日葵の丘』の上映が決まったぞー。公開されたら観に行こう〜」そう思っている、あなた。何か忘れていませんか? 

そう。映画はどのくらいの期間上映していると考えていますか? 「え、普通、映画は2−3ヶ月はやってんじゃないの? 時間があるときに観るつもりだけど」と思ったら大間違い。

2−3ヶ月も上映するのは大手映画会社が関与した作品のみ。通常の映画は客が来ないとすぐに打ち切り。それが映画館のシステム。それどころか、公開前に売り出される前売り券。これが売れないと上映がスタートする前に「1週間で終了!」と決められてしまう。

つまり「前売り券が***枚売れた。これだけ売れればその*倍は客が来るから2週間は上映しよう」とかいうふうに映画館は上映期間を決める。もし、枚数が出ないと、「これは客は来ないなあ」と考えて1週間ということがあり得る。

客が来そうにない映画は早めに対応。儲かる映画を優先。それが映画館の経営なのだ。が、その辺を知らない人が多い。どんな映画でも2−3ヶ月上映されると思い込んでいる。だから、映画が公開されたら、その内に観に行こうと考える。

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そうやって日曜日に映画館に行ったら、上映は先週で終わっている。「えーーー楽しみにしていたのに何?」となり、「もっと長く、上映してほしかった!」とネットでコメントしても、もやは遅し!それが映画興行なのだ。

では、どうすればいいのか? 多くの人が前売り券を買うこと。そうすれば映画館は「おー、これは客が来るな。***枚売れたということは、その2、3倍の客が来るはず。それなら4週間は上映しないと!」と考える。

今回の「向日葵の丘」もの凄く多くの人が応援してくれている。「必ず観ます!!」といってくれる人もとっても多い。でも、その多くが、先に説明した映画館事情を知らない。前売り券を買わず、当日券で行けばいいと思っている人も多いはず。そうなると、映画館行ったけど、もう上映は終わっていた....ということもあるかもしれない。

だから、前売り券を買ってほしい。そうすれば映画館は長期間上映してくれる。多くがチケット買ってくれれば、上映期間が伸びるだけでなく、日本各地で上映する映画館の数も増える。東京や大阪に観に行かなくても、横浜や奈良でも観ることができるだろう。

前売り券を買えば当日券より500円も安いし、三大都市の映画館で買えばポスターももらえる。そして、映画上映期間が延びる。ぜひ、協力してほしい。


(前売り券ー発売している映画館)

品川プリンスシネマ
東京都港区高輪4ー10ー30
TEL 03ー5421ー1113
渋谷シネパレス
東京都渋谷区宇田川町20ー11
TEL 03ー3461ー3534

梅田シネリーブル
大阪市北区大淀中1ー1ー88
TEL 06ー6440ー5930
布施ラインシネマ
東大阪市足代新町7ー4
TEL 06ー6782ー2628
伏見ミリオン座
名古屋市中区栄1ー4ー16
TEL 052ー212ー2437

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