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向日葵の丘ー監督日記 外回りで1日5時間の宣伝ができない! [宣伝活動]

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このところ事務所での仕事ではなく、外周り(?)がほとんど。マスコミ試写会、DCP確認、関係者へのお礼、公開映画館での確認、インタビュー掲載誌購入、フリーペーパー探し、ラジオ番組収録と、ずっと外ー。

なかなか、ネットで映画の宣伝もできない。いつもなら毎日、最低5時間。「向日葵の」宣伝のためにFacebook、Twitter、ブログで情報発信をする。と書くと毎度「何で監督がそこまで!」と言われるが、テレビや新聞でバンバン宣伝してくれる映画は本当に一握りの大手映画会社の作品とハリッド作品だけ。

日本映画の90%はテレビスポットなんて打てない。多くの人がタイトルも知らずに上映が終わるのが常。一般の人が思う「映画」というのは、極々一部の恵まれた作品。何億円もかけて宣伝する企業プロジェクトなのだ。でも、それは10%にしか過ぎない。ほとんどの映画は苦労しながら、チラシやポスターだけで宣伝する。

でも、今の時代はネットがある。なぜ、それを使って宣伝しないのか? と思うが、多くの映画監督は「1−2度「*日に公開されます。よろしく」と自分のFacebookで呟くだけ。ほとんどの宣伝会社も、たまにしかtweetしない。

僕のFacebookは「友達」2000人ほど。1回記事を書けば100人は読むはず。でも、その中で「映画見たい」と思うのは10人ほどだろう。でも、その9人は公開日までに忘れる。だから、毎日、毎日、記事を書く事で1人が2人。2人が3人になり。公開時には100人になるかもしれない。毎日5時間発信して100人? というかもしれないが、僕がネット発信をしなければその100人すら来てくれないのだ。

よくこんなコメントが来る。「監督も大変ですね。映画がヒットするように毎日、お祈りしています」うれしいことだが、もし、毎日お祈りするなら、短くてもいいのでFacebookで記事を書いてほしい。「向日葵の丘ー楽しみです!」と、いくら神様にお祈りしても映画はヒットしない。でも、その記事を見て、1人でも2人でも来てくれれば嬉しい。

何度も書くが、映画がいくらヒットしても監督の収入にはならない。では、なぜ、プライベートを削っても宣伝するのか? それは多くの人が参加、協力してくれた作品だからだ。皆さんの応援があったから感動作が出来た。映画は作っただけではダメ。見てもらって初めて映画なのだ。

そんな多くの協力で完成した映画。1人でも多くの人に観てもらい感動を届けたいのだ。だから、お願いする。お祈りよりも記事を書いてほしい。そうやって多くの人に映画の存在を伝えること。映画館に行ってもらうことが、応援してくれた方々の思いに応えることだと思える。

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