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太田映画は泣ける!毎回そう言われるが今回も泣けるのか? [My Opinion]

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「向日葵の丘」は僕にとって4本目の劇場用映画。さすがに4本目ともなると定評ができる。一番言われるのは「太田監督の映画は必ず泣ける!」だ。ただ、これは本当にプレッシャー。

何人もがこう言う。「泣ける映画と聞いて観に行っても、たいていの映画はラストにホロッとするだけのことが多い。それでも泣ける映画という。でも、太田監督の映画はボロボロに泣ける。それも一度や二度ではなく、三度も四度も泣ける。ハンカチでは足りない!」

しかし、作り手からいうと、ラストにホロッとさせるだけでも大変なこと。二度も三度も泣かすことは至難の技なのだ。それに二度も三度も泣ける映画を作ってしまうと、次回作で二度しか泣けないと、「前作の方が泣けたよなあ〜」と言われる。ラストにホロっで「泣ける映画」なのに、二度しか泣けない映画と言われてしまう。

そんなふうに毎回ハードルが上がって行き。一、二度泣けるだけでは許されない事態となっている。だから「向日葵」はもうストレス最大で、胃に穴が空きそうな思いで製作した。ただ、「泣かそう」と思って作ると観客は泣かないことが多い。そうではなく、全身全霊で物語を描くと、泣けるシーンがいくつも出来ていることが多い。それだけにまた難しいのだ。

幸い、今回も「号泣ムービー」になっており、3度4度と泣けるようだ。マスコミ試写でも、女性はほとんど号泣。若い男性も号泣。それどころか年配のなかなか泣きそうにない男性でも赤い目で出てくる。まあ、今回は泣ける物語というだけでなく、俳優陣が素晴らしいというのもある。

常盤貴子さんの***シーンは涙なしには見れない。田中美里さんの****シーンは撮影中にスタッフが泣いていた。藤田朋子さんの*****シーンも熱いものがこみ上げ、ホロッとする。そして、******のシーンはもう涙涙。関係者試写でスタッフまでが涙した。スタッフというのは自分のパート。撮影や照明や録音という、自身の仕事を確認するので、物語に入り込めないことが多い。

なのに皆号泣。本当に思うつぼ......いや、俳優たちの力はもの凄いものがある。東京先行公開まで、あと6週間。品川プリンスシネマが涙で溢れる姿。確認したい。

公式HPはこちら=>http://himawarinooka.net

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