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「ターミネーター 新起動」はなかなか面白い。 [映画の話]

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このシリーズ。ここ数作は未来から来たロボットとの戦いがメインのアクション映画になっていた。ま、もともと、それがこのシリーズのパターンなのだが、それでは「仮面ライダー」のライダー対怪人の構図と同じで、製作費をかけて派手にやっているだけになっていたようにも思える。

が、もともとこのシリーズはタイムとラベルという設定が面白く、単にエイリアンや秘密結社と戦うアクションものとは違うところだった。その設定が今回、久々に重きが置かれぐんと面白くなっている。

ネタバレするので、控えめに書くと、「バック・トウ・ザ・フューチャー2」と同じ構図。このアイディアを持ち込むのは考えつかなかった。見事! 脚本家たちがもの凄く時間をかけて、苦労してアイディアを練ったことを感じる。

ちょっと辻褄の合わない部分もあるが、いろいろと笑えて楽しめる展開になっている。ちなみに、シリーズの1作目は1984年の作品。日本公開は85年。ちょうど、僕が映画の舞台となるロスアンゼルスに留学した年。

物語でも1984年のダウンタウンが出てくるが、ちゃんと84年になっていて、90年完成したファースト・インターステート・ビルがない。そのビルこそ「インディペンデンスデイ」で最初に円盤に破壊される有名な建物。

そして1作目のオマージュか、同じシチュエーションがいくつもあり、ファンはニヤニヤできる。ただ、1作目で印象的だったセカンドストリートのトンネル(これも「インディペンデンスデイ」に登場)が出て来ないのが残念。

あと、あえて文句を付ければ感動的な展開に繋がる伏線がいくつかあるのに、それが???という形で終わっている。単なるSFアクションではない、素晴らしいテーマなのに、それがもったいない。

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