多くの皆さんに、心からありがとう!そして、嬉しいニュース。 [みなさんの応援]
先日、厳しい記事をFacebookで書いた。そしてこのブログでも掲載。「絶対に観ます!というなら前売券を買ってほしい。応援をします!というなら宣伝をしてほしい。お客気分で待っているだけでは映画館も増えないし、上映期間も延びない!」と伝えた。
「俺のこと批判しているの?」という意見も来た。「私は単なる読者だから、そう言われても...」と思った人もいるだろう。でも、しっかりと記事を読んでほしい。「応援します!」「必ず観ます!」というのなら、行動してくれと伝えたのだ。
新しい読者の方は戸惑ったかもしれないが、僕のFacebookを応援してくれる人たちに、僕の「思い」を伝える場だと考えている。前作、前々作から応援してくれている人は、すでにご承知だろう。だから「友達」は熱い思いの方ばかりだ。
ただ、「応援をする」=「お客様」ではない。「一緒に感動を伝えます!一緒にがんばりましょう!」ということ。これまでは多くの人が行動してくれ、作品は次々にヒット。感動が広がった。大いに助けられた。それが、最近は多くがお客様になり。僕のFacebookを観て喜んでいるだけになっていた。
だから、「多くの映画館で『向日葵の丘』を上映し、参加した全ての人の思いを全国に伝えよう。それには前売り券を買ってくれることが一番有効だ」と伝えていた。なのにチケットがわずかしか売れていない。ほとんどの人が「いいね」を押しているだけだった。だから「思い」を伝えた。
そうしたら批判も来たが、それを遥かに上回る賛同の声が来た。 「私も監督のFacebookを見て、何か盛り上がっているし、大丈夫と思っていました。でも、それじゃいけない。明日、品川へチケット買いに行きます」 「監督。僕はやる気なくしてませんよ。今週末に大阪で前売り券10枚買うつもりでした」 「私は来週チケット5枚。名古屋に買いに行きます。映画楽しみです」 そんなコメントが次々に入った。そして多くの人が購入したチケットを写メしてアップしてくれた。友達の分もまとめて30枚買ってくれた人もいる。新幹線で東京まで買いに来た人もいる。涙が出た。 何度も繰り返すが、映画がヒットしても監督には1円も入らない。宣伝をしても監督にはギャラは出ない。これは映画界の慣習なのだ。どの映画でも、どの監督でも同じ。それでも連日ネットで情報を発信。宣伝を続けるのは、「向日葵」に参加してくれた人たちの「思い」を全国に伝え、1人でも多くの人に感動を伝えるためだ。それが僕の責任だと考えるからだ。 だから言う。「絶対に観る」「応援する」というなら、前売り券を買ってほしい。多くのチケットが売れれば、上映する映画館が増える。上映期間が長くなる。それはより多くの人に感動が届き、参加してくれた人たちの「思い」が広がるということ。 そのメッセージを多くの人が理解し、受け止めてくれた。映画館に問い合わせると、発売初日2日目とは違い、今はかなりな枚数が売れているそうだ。1週間でここまで売れるのは珍しいと言われた。映画館側は「これだけ売れるのなら長期間上映できそうだな」そう思っているはずだ。 そのことを記事に書くと「あーよかった。じゃあ、私は前売り券。買いに行くのやめよ」と思う人がたくさん出て来る。安心してはいけない。決して、十分ではない。日本各地で上映するには、1日でも長く上映するには、まだまだ、多くの枚数が売れないと無理。でも、みなさんのお陰で、良いスタートは切れた。 本当にありがとう! 皆さんの思い。しっかりと受け止めさせてもらった。その思いが届いたようで、映画館が1館増えた。静岡県だ。藤枝市のシネプレーゴにて公開決定。ロケ場所である島田市から一番近い劇場。これは皆さんの力。本当に感謝している。 みんなの力を借りて、発信を続ければ、きっと上映してくれる映画館は増える。そうすれば、もっと多くの人にみんなの「思い」が伝わり、感動の輪が広がる。1人1人の力は小さいけど、みんなで力を合わせればできる。だから、伝えてほしい。行動してほしい。感動の輪を広げよう。よろしく頼む!
2015-06-06 13:41
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