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向日葵の丘ー監督日記 来年公開を目指し、映画館も交渉中! [公開準備]

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カラコレ作業が再開したとたんに、担当者さんがその次の仕事へ。これも前から決まっているもの。こちらが約束の期間以上に作業がのびているので、致し方ない。ま、数日の仕事なので、待つ。

その間にも配給担当者は映画館との交渉を続けている。日本の映画館は古い体質が強く、応用が効かないところが多い。早い時期に公開すればヒットする作品でも、「依頼を受けた順番があるので」とあとまわしにしてしまう。1年も先に上映して結局、「観たい!」と思っていた人たちは冷めてしまい、ヒットせずに終わるというこも多々ある。

そして季節。夏の映画はやはり、夏前に上映するのが基本。なのに、夏が終わってから、冬に夏の映画を公開しても、観る方は盛り上がらない。或いは、撮影時は無名の新人でも、その後、大ブレイクする俳優。その直後に公開すればファンが映画館に殺到するのに、1年も経ち、忘れられた頃に公開。これでは意味がない。

なのに、多くの映画館は依頼があった順番。と頑に主張し、自分たちの儲けさえもふいにしているところが多い。最近、閉館していく映画館が多く、またシネコンでもいつ行っても「貸し切り状態」(つまり、お客が1−2人)で困っているという話を聞くが、映画の公開体制がお役所的なものなので、それらは当然の結果であると思えてしまう。

その意味で「向日葵の」も苦戦している。「来年の秋なら。。。」なんてことを言っている映画館もあるらしいが、今から1年先だ。映画撮影からは1年半後。もう、賞味期限が切れてから売るというのと同じ。愚かとしかいえない。何とか、夏前に公開してくれる映画館。或いはシネコンチェーンで公開したいと考えている。

「***劇場で決まった」とか「****シネマ・チェーンで公開する」とかいう噂も流れているようだが、実際はまだ決定していない。その種のことをネットで書かれると、映画館との交渉が非常にやりにくくなるので、お控え願いたい。

あと「応援します!」とFacebook等で記事を書きたいといってくれる方もいるが、もう12月。今、映画を宣伝しても年が明ければ、ほとんどの人は忘れる。だから、ここまでスチールも、ポスターイメージも公にしていない。今、告知するのは無意味だからだ。それどころか、ヘンに映画のことが伝わり、年が明けてから本格的な宣伝を観ると「まだ、公開してなかったんだ。おせーなー」とマイナスイメージしか持ってもらえない。

宣伝にも戦略がある。応援してくれるのはありがたいが、今、あれこれ告知することは、結果、正式宣伝を阻害することになるので、年明けまで、待って頂きたい。年が明ければ、公開時期、公開する映画館。場所。予告編等も順番に発表していけるはずだ。

とにかく、初号試写での評判は最高。来年の目玉の1本になることは間違いない。そのときが来たら、応援をよろしく!

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