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領収書整理作業! [ポストプロダクション]

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領収書整理。

申告。

同時に製作費の清算作業が続く。

経理担当者がいないので、

僕がやるしかない....

一番苦手な作業

とほほ

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自宅で仕事中! [ポストプロダクション]

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 自宅で仕事。

 次々にメールが来る。

 仕事が増える。

 終わらない。。。

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「過労でダウン」と書いても、コメントなしに感謝!? [ポストプロダクション]

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このところ、ありがたいのは「過労でダウンしている」とFacebookに書いても、いろんなコメントが来ないこと。「病院へ行った方がいいですよ!」「ビタミンを取りましょう」「***を補給した方がいいです」「疲労にはお灸が効きます」とか以前なら、そんなコメントが続々来た。

が、僕が過労でダウンするのは毎度のことであり、医者からも「何かをしてすぐによくなるものではない。長期の静養をして少しづつ回復するしかない」と言われている。

にも関わらず毎回、かなりな数のコメントやメッセージが来て、心配してくれるのは嬉しい反面。「大きなお世話!」というコメントの方が多く、イライラさせられた。おまけに、そんなコメントにひとつひとつ返事をしていたら、それだけで疲れ病状が悪化してしまう。

以前、やたら多かった「野菜が足りませんよ!」コメントと同じで、僕のことを案じてくれているのは分かるが、こちらは野菜が足りないことを百も承知。外食が多く、急がしてくて野菜を食べる余裕がないのだ。そんな状況も分からずに「体に悪いですよ」「野菜は食べないと!」とか毎日のように指示。「だったら野菜送れぇ!」と言いたくなる。

コメントはさらにエスカレートして「目薬はいけない!」「薬は飲まない方がいい!」「そんな発言はよくない!」「考え方が間違ってる!」とあんた誰?というコメントが連日のように書き込まれた。映画の仕事はシナリオにしろ、編集にしろ、撮影にしろ、もの凄く神経を使い、集中力を必要とする。

睡眠時間を削っての仕事。1日が終わるとボロボロ。それから応援してくれる人に進展を報告しようと、Facebookを開くと「野菜を食べよう!」「早く寝ないと駄目だよ!」「食生活、乱れんてんじゃない?」「運動した方がいいよ!」と、会ったこともない人からのコメントがズラー。「いい加減にしろ!誰じゃ、お前は」という感じ。

悪意なら、即「削除」「友達」承認取り消し!なのだが、ほとんどの方は「親切」「応援」でコメントしてくれているので、厳しくは言いたくない。

が、連日、胃が痛み、次第に「応援」ではなく「嫌がらせ」にしか思えなくなる。もう「友達」を失ってもいい!と、事情を説明した上で「その種のコメントを書いたら、即、削除させてもらう!」と宣言。

そうしたら、多くの方が理解、パタリとその種のコメントがなくなった。そして、ここ数週間。体調不良のことを書いているが、その手のコメント、メッセージ、問い合わせはない。これは本当にありがたい。

今回、ダウンしていることをあえて書いたのは、理由がある。僕をよく知る人たち、友人やスタッフ、キャストは「そろそろ、監督がダウンする頃ではないか?」と心配してくれている。が、それぞれが「大丈夫ですか?」とメールしてくると、1人1人に返事をするのが大変。

また、連絡して来ないが心配してくれている人たちも多くいる。そんな皆さんに、Facebookで記事を書くことで一斉に知らせ、大事には至っていないこと。休養できていることを伝える必要があったからだ。

だが、その記事を書いて、多くの人がまた「大丈夫ですか?」「病院へは行きましたか?」と以前のようにコメント、メッセージして来たら、また大きなストレスになり、回復が遠のく。と心配したのだが、その手のコメントはなし!本当に感謝だ。



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血圧も正常値になり、復活までカウントダウン? [ポストプロダクション]

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夏に左目の手術をしたとき、事前に健康診断も受けねばならなかった。そこで分かったのが「血圧、高過ぎ!」下が100を超えている。何度計っても同じ。若い頃から朝起きるのが苦手だったので低いかと思ったが、計ると血圧は正常。ずっと、そんな感じだった。なのに、この夏は100超え! 医者に訊くと、「睡眠不足が続くと血圧が高くなる」とのこと。

そういえば撮影中は毎日、2−3時間睡眠。それが3週間! 「原因はそれだ。しばらく静養しなさい!」と医者に言われたが、これから編集。そうもいかない。でも、このまま目の手術をすれば、切ったとたんに血が噴き出し、「椿三十郎」状態になりかねない。結局、血圧を下げる薬を数週間飲んでから手術。

しかし、手術後も血圧が下がらない。春の撮影から夏になり、秋になろうとしていた。ようやく、下がったのが秋の中頃。んー、やっぱ、いろいろ悪いのね〜。あと、夏頃から原因不明の頭痛が続く。脳腫瘍か? それとも超能力の芽生え? タイムスリップの前兆? これも次第に収まって来たが、あちこち悪いところが多いのか?

とはいえ夏に検査したとき、悪かったのは、血圧と、*****値と、***だけ。血圧以外のものは以前から悪かったし、3年前に検査したときより、よくなっている。そして血圧もようやく下がった。それでも体調不良なのは、やはり過労か? 2週間寝込んだくらいでは、やはり駄目か? 7人分の仕事を2年半休みになしでやると、結局こうなるのか....。

とは言え、前々回は半年寝込んだので、それに比べれば大したことはない。このところ野菜もしっかり食べているし、睡眠も取っている。ストレスも少ない(?)以前はよく過労でダウンしていると、カタギの友人から「怠け癖がついたんじゃないか?」とか、「本当は仮病だろう?」とか、「そんないつまでも疲労は続かないよ」とか言われた。自身に経験がないと、そんな風に解釈してしまうようだ。

が、ようやく、その辺が理解されてきたので、助かる。よく「病院へ行った方がいいよ」「何か大きな病気かもしれない!」という連絡も来たが、過労は病院ではどうすることもできない。そんなメールや電話の応対をする方が大変だったり。

以前は、いろいろあったが、皆さんの理解が進み、助かっている。カタギの方は週1−2日休む。僕は2−3年に1度、まとめて土日曜日を取るという形なのだ。映画を1本撮るというのは、人生賭けた戦い。何もない方がおかしい。でも、間もなく復活!


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疲労困憊はなかなか解消できない? [ポストプロダクション]

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久々に友人と飲み会。このところ体調不良(過労の残留?)で外出元気もなく、部屋で1人鍋の連続だった。が、昨日から少し元気になったのか? 「外出したい!」という思いが出て来た。これは回復の兆しと、友人を誘い、久々に鍋以外のものを食べた。

が、そんなに飲んでいないのに、帰り道が大変。いつもの2倍くらいの距離に感じた。これはまだ体調が完全に回復していないからか? やはり2年半、休みなしに働いたら、2週間自宅入院状態になっただけでは復活できないのかもしれない。

それと老化で回復力が弱っているのかもしれない。いや、両方だろう。医者にも言われたが、過労はビタミン剤を飲むとか注射するとか、そんなことでは直らない。ただ、ひたすら休養するしかないという。

とはいえ、前回よりはマシ。あのときは数ヶ月起きることもできなかった。本当に寝たきり。医者に何度も注意されたのに、仕事を続けたからだ。「過労死しても、おかしくなかったんだよ!」という言葉。今も思い出す。が、そのときに比べれ今回は全然、軽い。

カラコレ作業はまだ続いている。待ちの間に、もう少し休もう.....と思っていたが、役所での手続きがもう何ヶ月も遅れている。それに行かねばならない。


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「向日葵の丘」監督日記ー本日は休業? [ポストプロダクション]

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カラコレ作業は担当者さんが続けてくれている。僕は完成を待ち、それを確認するだけ。その間に来年の公開に向けた宣伝方針等の会議をする。なので、これまでに比べて余裕がある。「その隙にリハビリを!」と映画館へ行ったり、DVDを見たり、小説を読んだりと思っていたが、何だかんだで寝込んだりして、映画館へ行くどころか、DVDも見ないで返却することが続いている。

本日も、前々からやらねばならないけど、できずにいた役所の手続きをしに行こうと外出したが、近所で昼飯食べたら、疲れている自分に気づき、帰宅。結局、1日中寝ていた。

先にも書いたが、どれだけ静養すれば元気になるのだろう? 今回は仕事が2年半続き、その間、休みなし! サラリーマンだと1週間働くと2日休み(出ない人もいるとは思うが、基本で計算)1ヶ月で8日休める。1年だと、掛ける12ヶ月。96日。2年で198日。2年半で=246日。30日で割ると、8ヶ月と6日。んー、本当はそれだけ休まないといけないんだ....。

そう考えると、前々作は4年や休みなしに働いて半年寝込んだだけだと、結構効率いいのかなあ? しかし、今回は8ヶ月も休めない。すでに2週間ダウンしたので、あと1週間くらいで、許してほしいところだ。どうもせっかちな性格なのか? 日頃から何もせずにゴロゴロというのができない。日曜日に昼からビール飲みながら、テレビで野球を見ているお父さんとかいて「粗大ゴミ」と言われるが、あれはとても大切。必要な休養なのだ。

が、どうも僕はあれができない。時間あると映画館で見逃した映画をDVDで見よう!と思ってしまうし、別にそれが趣味の作品でなくても、話題になれば見る。だから、それも仕事になってしまうのだろう。ながらで見るのが嫌なので、部屋を暗くして集中して見る。何か、映画とは関係のない、体や心が休まる「何か」を持たなければいけないのかもしれない。

が、そこまで行く前に、休養より静養が必要なのだが......下写真は僕が2005年から使っていた眼鏡シリーズ。どれもネジが外れたり、レンズがかけたり、フレームが折れたりで、使えなくなった。安物ということもあるが、この10年で今の眼鏡が4代目。眼鏡だって壊れていくのだから、体だって壊れるよなあ....。

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向日葵の丘ー監督日記。体調回復か?と思うとまた寝込んだり。 [ポストプロダクション]

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体調がよくなったり悪くなったり。先日は風邪らしき症状で2日も寝込んだ。間接が痛く、頭が痛い。外出する気力もなく。熱っぽい。典型的な風邪の症状? ここ10数年風邪なんてひいたことなかったのだが、、、、

ひとつには2本も映画製作が続き、緊張の連続。あまりに緊張していると風邪をひかない。でも、体は疲労困憊。過労死直前。2本目も間もなく完成なので、ほっとしたので疲労が吹き出し、体調が悪化したことで、ウイルスの攻撃に耐えられなかったのだろう。

もうひとつは、少し前に作業待ちの間に、2週間ほど寝たきりになったので、もう大丈夫だろう?と安心していたが、それでは2年半分の休養は取れておらず。寒い日が続いたこともあり、体調は完全に回復しておらず、風邪を引いたというのが真相か?

3年前に過労で倒れ、半年近く寝たきりになったときもそうだったが、何週間も寝こみ、もう大丈夫だろう?と思って、外出したら、体調が悪くなり、帰宅。ということがあった。僕の考えだが、「疲労」というのは体の中にあるたくさんの倉庫に詰め込んで鍵をかける。

休暇にその扉を開けて、疲労を外に出す。でも、2年3年と長い期間になると「疲労」を閉じ込める部屋が3つ4つ5つ6つと増えて行き。1部屋分の「疲労」を追い出したと思っていたら、2部屋目の扉が開いて、次のがドーーーと吹き出してダウン!ということが多い。

今回もそのパターンで先のダウン2週間では、開いてなかった部屋があったのだろう。その部屋がいくつあるのか? 自分では分からないところが辛い。3年前も、少し良くなったからと、さて次の戦い準備!と思って動き出すと、頭がクラクラしてまたダウンということがあった。結果、復帰に半年近くかかった。

前回は4年で1本。今回は2年半2本の映画を作った。どちらの疲労度が高いか? 分からないのが残念だが、2週間の「寝たきり」で今回はOKとはならなかったので不安。急に寒くなったし注意せねば。ということで、「リハビリだ!」と借りて来たDVDはほとんど見ないで返すことになる。

頂いた小説も早く読みたいのだが、テレビを見る集中力さえ欠けることが多いので、小説はもう少し元気になってからか.....と言っている間に来年公開の「向日葵の丘」宣伝会議がある。それまでに元気にならねば。

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「向日葵の丘」監督日記ーカラコレ作業を再開! [ポストプロダクション]

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 担当者さんが仕事を終えて帰京!

 カラコレ作業を再開!

 本日はスタジオで作業!

 完成まで、あと少し!


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結局、今回も過労でダウン。自宅入院生活をした。 [ポストプロダクション]

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毎回、映画が完成したり、公開されるとほっとして疲れが吹き出し、自宅入院状態となる。今回は大丈夫と思ったが、やはり駄目だった。今回は7人分の仕事を2年4ヶ月なので、何とか?と思ったが、やはり限界を超えていたようだ。

医者に行くと毎回「休みなさい。でないと、本当に過労死するよ!」と厳しく言われるので、今回は診断を受けていない。が、休まずに長期間、働き続けると「過労」という症状になる。人間の体というのは凄くて、体力的に限界を超えていても精神力で持ってしまう。でも、体は限界を超えている。それでも仕事を続けると、どこかでプチンと切れて、過労死!となる。

僕の場合は、ほっとしたとき。そこで疲労が吹き出し、全機能が低下。寝たきりとなることが多い。もう、本当に何もできない。朝、起きて朝飯、もうその段階で疲労困憊。昼過ぎにはまた寝てしまう。夕方に起きて、夕食。テレビを見る気力もない。目がゴロゴロ。30分テレビを見ると限界。夜も更けない早い時間に寝てしまう。

考え方はネガティブになり、「このままだと、朝起きたら死んでるの気づくんじゃないか?」と思え、「あー今回こそ、本当に遺作になりそうだな.....」なんて考えてしまう。地獄の沼へズルズルと沈んで行くような感覚。やがて、熱が出て、さらに体調は悪化。体力も抵抗力も落ちているので、すぐ病気になる。

こうなるとブログやFacebookを更新する気力もなくなるのだが、何日も更新がないと「あ、ついに死んだな?」と思われるので「再掲載」で凌ぐ。そして、ちょっと回復したら「新作」。そうしないと、心配した友人からメールや電話が来る。でも、ダウンしているので返事ができない。さらに心配して「本当に死んだな!」と自宅にやって来たりする。それはマズい。

という訳で、ある程度、元気になるまで内緒にしておく。そういうと、「だったら、病院にでも、どこへでも行って、治療して、さっさと仕事に戻ればいいだろう!」という先輩がいた。が、過労というものを分かっていない。「過労」は病院に行っても駄目。注射してよくなるものでもない。もうひたすら時間をかけて、安静にして過ごす以外に方法はない。それと「さっさと仕事に戻れ」とも言われるが、僕は仕事がある内に倒れたことはない。

今回は映画の仕上げがあと1%残っているが、担当者の別の仕事が終わるのを待っている状態。支障はなかった。とはいえ、寝たきり。僕はそれを自宅入院状態と呼ぶ。自宅で入院しているのと同じ。看護師さんがいないので、食事は自分で何とかせねばいけない。1日1回。近所のコンビニまで食料調達に行くのが命がけ。フラフラする足取りで、5分の道のりがどれだけ遠いか!

まあ、経験した人でないと分かってもらえないと思うが、インフルエンザで寝込んだ状態が何ヶ月も続くという感じ? と説明すると少しは伝わるか? でも、今回は2週間ほど。「ストロベリーフィールズ」のあとは1ヶ月。「青い青い空」のあとは半年寝込んだ。今回は「朝日のあたる家」と「向日葵の丘」が続いたので2本分。本当に過労死するかも?と思えたが、2週間で済みそうだ。

いや、まだ、過労のプロローグで、このあとも残りが待っている可能性もあるので注意。というのも、過労の症状は一気には出ない。映画が完成しても、翌日、倒れるものではなく、気力でしばらくは元気。「もう、大丈夫だ...」と思い、ほっとした頃からジワジワやってくる。そして、かなりよくなったな。と思ったら、閉じ込められた別の疲労の扉が開き、またダウンということもある。

けど、ようやく、外出もできるようになったし、「向日葵」の仕上げ作業も間もなく再開されるので、大丈夫そうだ。映画作りは毎回、命がけ? ということでご報告する。


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向日葵の丘ー監督日記  静養中! [ポストプロダクション]

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来年、初夏に公開予定の映画「向日葵の丘ー1983年・夏」あと一息で完成なのだが、まだカラコレ担当者が別の仕事をしているので再開できず。待ちとなっている。

が、これが超ラッキー。こんなことでもないと、休むことができない。前作「朝日のあたる家」製作スタートから、2年4ヶ月。本当に休みなしに7人分くらいの仕事を続けた。毎回、映画が公開されるとダウンして、何ヶ月も自宅入院生活となる。「青い青い空」のときは、半年も寝たきりだった。

今回はこんな形で、完成前に2週間ほど時間が出来たので休養を取ることができる。が、当初は今回は健康状態も悪くないし、メイキングや予告編を作ろう!と思っていた。その前に観たかった映画を見よう!と外出すると、途中でもの凄い体調不良になり映画を観ずに帰宅。数日間、寝たきりとなった。それを書くとまた多くの方に心配をかけるので、別の記事を上げてごまかしていた。

朝起きて、今日は調子がいいかな?と思っていても、朝ご飯を食べると体調が悪くなり、またベッドに逆戻りみたいな日が続いた。それでも、どうしても行かねばならないことがあると、行けるのだが、帰宅するとまた体調が悪化する。これは「過労」の特徴で、体力的には限界を超えていても、精神力でがんばってしまえる。でも、だから、その反動で余計に悪くなるのだ。

以前の作品のあとも、同じで、ほっとしたらドドドと疲労が吹き出し、ダウンした。やはり、1週間働いたら1日休むというのは大事なこと。休まずに働くと、結果、2年分の日曜日をまとめて取ることになる。ただし、身動きできない状態でだが。

そんなことで、ここしばらく寝たきりで過ごしている。過労で倒れたあとはいつもそうなのだが、とにかく寝る。いくら寝ても寝ることができる。ま、医者に言わせれば「過労は薬では直らない。とくかく休むこと」とのことだが、本当にそうで、外に出る気力も体力もなく、ひたすら寝ている。もちろん、気力を振り絞って外出することはできるが、そのツケはあとで取らねばならない。

本当に重度の過労のときは、テレビを見ることもできない。読書など夢のまた夢なのだが、今回はDVDを観たりできるので、危険な状態ではない。ブログやFacebookの更新もできる。とはいえ、他は何もできないで1日が終わる。Facebook更新しないと、ついに過労死か?と思われるので、少し無理しても書く。

しかし、もし、カラコレ担当者が別の仕事がなく、引き続き作業をしていたら、今も張り切って仕事をしていたはず。そして、年が明けて宣伝活動が始まり、初夏公開までまた休みなしに突っ走ることになっただろう。

映画が公開されほっとしたら、そこから悪夢の始まり。疲労が吹き出してダウン。また半年ほど寝込むことになっただろう。ま、そうだから毎回、遺作と思ってかかるのだが、映画作りとは本当に命がけ。でも、それでいいものができれば本当に遺作になっても満足だ。今回の「向日葵の丘」は特にできがいい。僕の力を超えた傑作になっている。というのも、映画は監督だけの力ではなく、スタッフ、キャストの力が大きいからだ。

同じスタッフで何作も撮影すると、皆気心が知れて、より力を発揮できる。そして今回は実力派の俳優さんが大挙出演。それも大きい。それから何より、応援団の方々の力。日本各地から来てくれた方々の力なしに完成しえなかった。もう一度、改めて感謝を伝えたい。

さて、新宿の映画館アンコール上映も無事に済んだので、担当者が帰京するまで、もう少しだけ静養させてもらう。激励のコメント等頂くと、また返事するだけで疲労困憊になるので、ご心配なく。間もなく復活。


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