【俳優の 栩野 幸知さん。「この世界の片隅に」では声優で活躍】 [キャスト]
僕が監督した「向日葵の丘 1983年夏」に出演してくれた 栩野さん。
とても素敵な俳優さんだ。
今、大ヒット中の映画「この世界の片隅で」に声優として参加している。
まずは冒頭の船頭さん/結婚式の和尚さん(読経)/憲兵(これメインで似顔になってます)/闇米屋のばぁさん/「空襲警報」の声/あのラヂオの声(?)
御本人曰く「まぁ聞き分けられるのはこのくらいで、それ以外にも雑踏のガヤも何箇所か・・・」とのこと。凄いです!
以下、とっちーさんから解説を頂いたのご紹介。
「故郷の呉の映画(アニメ)で、主人公がちょうど母親の世代で環境も似てます、主人公のすずさんのご主人は海軍の軍属(軍の仕事をしてる一般人)でウチの父は海軍の軍人でした・・・監督の片渕さんとも監督/俳優の関係だけでなく趣味の部分でもお友達だったご縁で3年くらい前から広島弁のテキストレンジも担当、収録時も方言指導で、「仁義なき戦い」でヤクザ弁となった広島弁の女の人の話すヤンワリしたイントネーションを再認識してもらいました。歴史的な資料としても、「当時」をきっちり調べて再現してありますんで、時代を考える意味でも一級の資料だと自負してます。混みあってますがゼヒ劇場でご覧ください」