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【向日葵の丘 1983年夏ー広島の映画館で7月に特別上映】 [告知]

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【向日葵の丘 1983年夏ーDVD化記念、広島の映画館で上映】

昨年の夏から全国の映画館で公開。ヒットした感動物語。

7月のDVD化を記念して、もう一度映画館での上映が決定しました。

7月2日(土)~7月8日(金)まで福山駅前シネマモードにて。

「向日葵の丘」が劇場で観れる最後のチャンス。

繰り返し観れるDVDもいいけど、大画面で観れる映画館は感動も2倍。

ぜひお越し下さいませ。

http://www.furec.jp/fc/yoyaku.php



ここは映画「向日葵の丘」製作日記です! [告知]

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「向日葵の丘」の企画時から、

 ロケハン、シナリオ執筆、キャスティング、

 撮影、編集、宣伝、映画館公開、海外上映。

 そして今後の展開を太田監督自身が綴ったブログ。

 右側の「マイカテゴリー」の項目を探してもらえると、

 読みたい記事を見つけることができる。

 ぜひ、




太田映画式、ロケ地を魅力的に描く方法? [【再掲載】]

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僕の映画は毎回「親子に伝える大切なこと」がテーマだ。最近はさらに一歩進んで「幸せって何だろう?」も主題となってきた。それと同時に、僕の映画は「古里映画」とも言われる。師匠である大林宣彦監督が尾道シリーズを撮ったように、僕も都会ではなく、地方を舞台にした映画を撮り続けている。

和歌山、浜松、湖西、島田と、皆、有名な観光地ではないが、昔懐かしい風景のある素敵な町だ。映画を観た人は必ず「この町を訪れてみたい!」といい。そして、誰もがそこが自分の故郷であるような郷愁を覚えるという。

これはとてもうれしい話だが、町を魅力的に描くというのはなかなか大変なことで、俳優を魅力的に描くのと同じ愛と努力が必要だ。というのも、有名な観光地を舞台に「***市ロケの映画」というふれこみで作られた映画がときどきある。それを観ると、確かに街を美しくは撮影しているが、何か観光地の絵はがきのように「けど..」という気持ちになる。

そう観光絵はがきというは、美しいが心がない。伝わらない。魅力を感じないことが多くはないか? それはカメラマンがその街を愛していないからだと思える。2泊3日で撮影に来て、ロケ場所にのみ訪れ、撮影が終わればさっさと帰る。そんな仕事の仕方なので、技術で風景を美しく撮れても、愛が籠っていないのである。

では、どうすれば愛が籠るのか? は何度も書いたが、まず、スタッフがその街を好きになること。何度も訪れて、その街を知ること。街の人と触れ合うこと。地元の名産を食べること。そうやって街を好きになってこそ、その街の魅力を理解し、愛が籠った映像が撮れるようになるのだ。いつもスタッフだけでなく、キャストにもそのことを伝え、街を体験してもらう。

費用も、時間も、手間をかかるが、そうして撮影に臨むと、街が微笑んでくれて、いつも見せない素敵な顔を見せてくれる。そのせいか、映画の舞台となる街はいつも評判よく、「ぜひ、一度訪れたい」と言われる。が、ときどき、その地元から逆行する要望が出ることがある。一部の人だが、せっかく地元をPRする機会なのに、それを妨げることをするのか?と思うのだが、また、その話も紹介する。



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