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【「向日葵の丘を観たい!」という声は今も届いているのに....】 [公開終了の時期]

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御陰さまで「向日葵の丘」日本全国30カ所以上の映画館で公開することができ、多くの観客の皆さんに感動してもらっている。東京は3館で公開。すでに3ヶ月に及ぶ上映で終了、横浜は明日30日まで上映。大阪は3館目の上映が11月7日(土)からシアターセブンでスタート。先日も大分の映画館から「ぜひ、上映したい!」との連絡があり、嬉しく思っている。

それでもまだ「うちの街でも上映してほしい!」という市民の方からの声も届いている。そう。まだ上映できていない地域も僅かながらある。配給会社は今も映画館に交渉。「上映してもらえないか?」お願いしてまわっている。だが、地方の映画館側は大作、話題作を優先。なかなか「向日葵」をかけてくれない。

また、春に交渉したときは「スケジュールがいっぱい」といいながら、今になると「1983年・夏」というタイトルが引っかかる。「すでに秋だし」などという映画館もある。だから、夏前に上映してほしいといったのに、散々引き延ばして「秋になったから」と敬遠かよ?

さらに一般の方から「近所に大きな映画館があるのになぜ、上映してくれないのか?」との質問も届く。が、そこは大手映画館チェーン。全国一斉公開される大型映画しか上映しない。独立系は交渉以前にアウトなのだ。

ミニシアター系の映画館は融通が利き、いろんな映画を上映するが、地方には、その手の映画館がないことが多い。その上、1年以上も前からのいろんな上映依頼があり、そちらを優先する。「1983年夏」なのに、「夏」に上映せずに、後回しにして正月以降なら....とかいうところもある。本当にイライラする。

しかし、観客からのリクエストも問題がある。すでに上映が終わった地区からこんなメッセージが来た。「***市に住む者です。『向日葵の丘』を前々から応援しています。が、うちの街では気づかぬ間に上映が終わってしました。ですので、ぜひ、もう一度映画館で上映してください!」

これは駄目。その街では舞台挨拶までしている。新聞にも記事が出た。応援しているなら公式HPや僕のFacebook。新聞記事をチェックするはず。何週間も上映しているのに気づかないようで「応援」しているとはいえるのか? また、一度、上映が終了した映画を劇場が再映することはまずない。映画館はビデオ・デ・マンドではない。好きなときに、リクエストして上映はしてくれない。

「そのうちに行こう」といっていて見逃した人の声もよく聞く。映画は何ヶ月も上映されていない。ハリウッド映画の大作は別だが、通常は最低2週間。ヒットすれば1週延長という形。そのことは「向日葵」公開前に何度もFacebookでも書いた。その期間に観なければ、別の街で探して観るしかない。それが映画というもの。

しかし、皮肉なのは「応援してる」といいながら映画を観れなかったという人の街では、大きな映画館で上映でき、前売り券を何百枚も買って応援してくれている方の地区で、なかなか上映できない。観たくても自分の街どころか、近所の街でも上映されず。本当に申し訳ない。

大きな街はほとんど上映ができたが、あと2カ所のみ公開できていないところがある。ご覧になってない方で「ぜひ、観たい」と言ってくれる方。ズバリ地元で上映できないかもしれないので、近隣の街で上映されたら、ぜひ、観てほしい。上映できていない地区はあと2カ所。そこは何とかしたいので、配給会社と共にがんばる!

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