キャラクターも実在の人物がモデルだったりする!? [インサイド・ストーリー]
ストーリーだけでなく、キャラクターも実際に付き合いのあった人たちをモデルに作っている。鯛焼き屋「桜屋」のおばあさん・ウメさんは、ロケさせてもらった笹間のお店のおばあちゃんから話を聞かせてもらい、考えたキャラクターだ。役を演じる岡本ぷくさんは、店まで出かけておばあちゃんに会い、取材をした上で演じてくれた。
レンタル・レコードを始める北さんも友人をモデルにしている。彼はレンタルビデオ屋を1980年代半ばにスタート。本当に大儲けしている。当時は著作権がまだうるさくなくて、自分で買ったビデオソフトを店に並べてレンタル。発売元に手数料や著作料を払わないどころか、ベータのビデオソフトは全てVHSからのコピー。
レンタルされれば、全て利益というぼろい商売をしていた。店舗も増やし、1年ほどで数千万円の収入。その後、著作権がうるさくなってきたので、辞めて別の事業を始めた。実際、そのあとは大手企業が参入。個人のレンタルビデオ屋は次々に潰されていった。友人はその前。個人でも店を開けて、いちばん儲かる時期に営業して大成功した。
幸いにして、彼はサラ金から莫大な借金をして逃げ回ることはなく。レンタルビデオ屋業を辞め、命を落とすことはなかった。
2015-10-23 20:47
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