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2014年7月の思い出「夏の風景撮影!」 [2014]

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先日、静岡県で撮影したひまわり畑の映像。

本編に繋ぎこんでみた。かなりいい!もう、オープニングだけで1本の短編ドラマのよう。ヤングヤング多香子ちゃんがとても素敵。

さらに、シナリオにはない部分まで撮影(現場での突然の思いつきというのは、とても大切なのだ)その部分も感動的。詳しく説明できないが、それが30年後の場面とリンクして、さらに心に染みるのだ。

そんなふうに、今回撮影した映像を次々に本編に繋いで行く。何だか、映画の世界が広がって行く。そのほとんどが空とか、山とか、夏の風景なのだが、それだけで違うのだ。

実は、その手の季節カット。

なかなか映画やドラマでは撮影できない。たった、3秒の雲の映像でも、「これはいい!」という雲を待つのに何時間かかるか? 

撮影中にそんな余裕はない。キャストがいるのでも、まずキャストを撮影すること優先。

撮影中には風景撮りという日が1、2日ある。(というか、スタッフが休みの日に、監督とカメラマンだけが撮影に行く)だが、そのときに晴れるとは限らず、晴れてもいい雲が出るとは限らない。

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まして、夏に撮影すれば夏の映像しか撮れない。

その他の季節を撮影しようとすると、スタッフに追加ギャラを払って別のときに、現地に行かねばならない。

となると、人件費、交通費、宿泊費、食費、機材費等がまたまたかかる。

撮影部は助手も必要だし、監督の助手。製作部も必要。

景色を撮るだけでも大所帯となり。多額な経費がかかる。

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だから、映画もドラマも余程でないと、

四季の撮影とか、美しい風景の撮影はしない。本来、そんなことができるのは予算が豊富にある超大作くらい。テレビドラマでも「北の国から」くらいで、四季の美しさを撮る余裕がないのが通常。撮影中の風景撮りの日に撮ったものだけで我慢するのだ。

だが、太田組は違う。カメラマンにお願いして、撮影の前後に4回。たった2人で、春夏秋冬の映像を撮りにロケ地に行く。(カメラマンが多忙のときは、僕1人で現地に行き撮影)でも、監督もカメラマンもノーギャラ。車も誰かに出してもらい、安いビジネスホテルに泊まって朝から晩まで撮影。

だから、大した費用がかからない。そんなことをするので毎回、低予算なのに、大作映画並みの美しい四季が物語を彩ることができるのだ。さて、今回も地元の美しい四季を交えた物語。編集終了に向かってあと一息。


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