SSブログ

向日葵の丘 監督日記  0号試写とは何か? [0号&初号試写]

10347415_728367733904200_2602705148869188910_n.jpg

映画は編集が終わり、カラコレが終わり、MAが終了したら、0号試写というのをやる。試写というと、一般の方は完成披露試写会を想像するが、実はそれ以前、完成前の試写を0号試写という。スタッフ、キャストのみが参加。

一般観客、及び、お世話になった方々に見せる前に、最終チェックをするための試写会である。「0号」(ゼロ号)と呼ぶのは「1号」以前の試写。試写会以前の試写という意味だ。

そこでは各パートのスタッフが、目を皿のようにして、作品をチェックする。作品を楽しむのではなく、問題点を探す。撮影部は映像を確認。録音部は音を確認。照明部は色。皆で厳しく確認する。だから、笑えるシーンでも笑い声は起きないし、悲しいシーンで泣く人もほとんどいない。

映像の中に映ってはいけないものが映っていないか?(マイクとかよく映り込んでいることがある)おかしな音が入っていないか? 画面の明るさはこれでいいか? 色合いはおかしくないか? チェック。その上でさらに直しの作業をして、初めて完成となる。

その0号試写を先日行った。編集時は小さなモニターで見ているので、試写室の大画面で見ると、新たに気づくところがある。今回もいくつもの問題点が見つかった。それを直す作業を現在、進めている。あと一息だが、まだ完成はしていない。

扉.jpg
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。